こんにちは!おりをりおです!
いよいようつ病での休職生活がスタートしました。
この記事では、休職1日目に何もできない自分に戸惑い、絶望を感じていた当時の様子を、私の記録と今の視点から振り返ります。

このブログを書いているのは、過去の日記から約4年後です!
当時のリアルな感情と共に、今の私が感じることや分析も交えながらお伝えしていきます。
休職して1週間の状態をまとめた記事はこちら!
休職1日目、意識は朦朧としていた
私が休職し始めたのは2022年2月12日からのようです。
当時の記憶はひどくあやふやで、正確な日付を覚えていませんでした。
しんどかった時の記憶って、どうしてこうも曖昧になるのでしょうか。
もしかすると、これも解離症状の一つだったのかもしれません。
休職1日目は、どうやらひたすら寝ていたようです。
そりゃそうですよね、寝ることしかできなかったんですもん(笑)
当時の記録を読みやすいように少し変えて、ここに残しておきますね。
10時に起きてお薬飲まなきゃ…となんとか起き上がり、サインバルタ(抗うつ剤)と胃薬を飲んでクリーム玄米ブランを1袋食べました
13時まで寝てYouTubeで猫の動画を漁り、気づいたらまた寝てました
16時に仕事に出ていた夫が帰宅、おやつを買ってくれたのでむしゃむしゃ
夫がSwitchでアルセウスをしているのを横で眺めていました
まだゲームをやる気にはなれません
大好きだった音楽も聴きたくありません
これもうつの症状だそうですね
なんとも不思議な感覚…
あんなに好きだったのにただうるさいだけなのだから
今回の休職での目標の1つ!ゲームや音楽を楽しめるようになること!
今はひたすら休む時
今日はもともと仕事をしている時も休みの日なので、精神的には安定しています
これは本当によかった…
この「好きだったものが楽しめない」という感覚は、うつ病の代表的な症状の一つだそうです。
あの時の私にとって、それはとてもつらいことでした。「休めば元気になる」と言われても、心の底から息抜きしたいと思っても、頭がそれを拒絶する。
好きなことを楽しめないというのは、言葉にできないほどつらいものです。
だからこそ、この休職での目標の一つは「音楽やゲームを心から楽しめるようになること」でした。

今はただひたすら、休む時だと自分に言い聞かせていました。
頭が働かない…「思考抑制」のリアルな恐怖
うつ病の症状のひとつに「思考抑制」「思考静止」というものがあります。私の場合は、それが顕著に現れていました。
- 文章が読めない: Twitterの140文字ですら、内容を理解するのが難しくなりました。
- 計算ができない: 簡単な暗算も、頭の中でパニックを起こしてできなくなります。
- 短期記憶が保持できない: 電話のメモすらまともに取れず、日常業務が困難になりました。
当時の失敗例として、こんなことがありました。
電話メモでの失敗例

○○さんに「○月○日○曜日の○時に会議がある」って伝えといてくれる?

えっと…会議ですね、わかりました
この時ちゃんと受話器を持ちながらメモをとっていたんですよ。
なのにメモは…
「△月×日○曜日の☆時から会議だそうです」
受け取った先輩は混乱して再度確認したそうです…申し訳ない…
一応こんなんでも私は仕事ができた方だったんです。
上司や先輩にも「とりあえずりおに任せとけば問題なくやってくれる」と認識してもらえてたくらいには。
そんな部下の様子がおかしくなってきて、とうとう電話のメモも取れなくなるという…
上司から見ても怖かったかもしれませんね。
「何もできない」からの回復:今の私へ
休職初日は「何もできない」自分に戸惑い、絶望していました。
しかし、そんな私でも今では少しずつ「私らしさ」を取り戻しつつあります。音楽を聴いたり、ゲームを楽しんだり、かつて好きだったことをまた心から楽しめるようになりました。
「仕事ができない」→「自己否定」→「症状悪化」…という無限ループを抜け出し、少しずつ前を向けるようになったのです。
このうつ病体験談ブログが、私と同じように休職1日目で何もできない自分に戸惑い、しんどい思いをしている方に届いたらいいなと。
「ひとりじゃない」と思えるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
noteでも自分を責めないコツについて書いているので、のぞいてみてくださいね!

次回は休職2日目、髪を切った体験について書いています!









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