ブログを始めて最初の記事になります!
闘病記録の最初になるので、
- うつ病になるまでの私について
- うつ病と複雑性PTSDについて
- 闘病記録を公開する目的
この3つを簡単に説明していけたらと思います!
おりをりおの生活歴
- 東北出身
- 幼稚園から中学まで長期間いじめを受ける
- 中学生の頃に自殺未遂
- いじめっ子と別の高校に進学
- 部活に明け暮れる平和な高校生活を送る
- 作業療法士になるため大学で一人暮らし
- 無事に国家試験に合格し就職
- 仕事のストレスからか不眠が出始める
- 夫と結婚し同居するタイミングで「うつ病」診断
- 社会人4年目に休職
- カウンセリングにて「複雑性PTSD」合併と判明
- 現在休職して約1年半経過
うつ病について
うつ病という病気はみなさん聞いたことがあるかと思います。
うつ病の症状には、気分が落ち込んだり意欲がなくなるなどといった精神症状と、食欲不振や頭痛などといった身体症状があります。
みなさんがイメージしやすいのは精神症状の方だと思いますが、実は身体症状もなかなか大変だったりします。
うつ病がどのように発症するのかはまだよく分かっていませんが、脳の病気であることが知られています。脳の中で情報をやり取りする物質を薬で調整すると症状が改善されることからも、脳の病気であることが分かりますね。
遺伝の影響も多少はありますが、本人のうつ病になりやすい気質やストレスの多い環境など、多くの要素が組み合わさって発症するといわれています。
複雑性PTSDについて
臨床心理士とカウンセリングをしてきましたが、私は「複雑性PTSD」を合併しており、うつ病の根本には過去の「いじめ」があるとのことです。
複雑性PTSDと一般のPTSDは似ていますが違うものです。
PTSDは事故や震災など、単一の衝撃的な体験から発症するものです。対して複雑性PTSDは家庭内暴力やいじめなど、長期間に渡る慢性のトラウマ体験から発症するものとされています。
症状としては、思い出したくないのに当時の状況が鮮明に思い出されてしまう、「フラッシュバック」が有名ですね。
複雑性PTSDに特徴的なのは、不安や自己肯定感の低下、対人関係などに障害が出ることです。長期間虐待やいじめを受けることで、元々明るい性格の人だとしても暗くなってしまうのはなんとなく想像ができるでしょう。簡単にイメージするとそんな感じです。
闘病記録をブログで公開する目的
なぜ私が最初の記事で病気の説明をしたかというと、精神疾患はどうしても誤解されがちだと常々感じているからです。
「うつ病は甘え」という認識は改まってきたと感じています。しかし、やっぱり「誤解されている」と感じることが度々あります。
その原因は、病気についての「正しい知識」が広まってないからだと考えています。
例えば、がんという病気を治すには抗がん剤などの薬を使うこと、その薬は副作用が強くて治療が大変なこと、このような知識はみなさん聞いたことがあるかと思います。
それでは、うつ病の治療には抗うつ剤などの薬を使うこと、その薬に体が慣れるまでの数週間は副作用が強く表れることは知っているでしょうか。
私も初めて抗うつ剤を飲んだ時は、吐き気や頭痛、めまいや手の震え、動悸や倦怠感などで1か月ほど苦しんでいました。今思うと懐かしい…(笑)
こういった「正しい知識」が広まることで、病気がない人も、精神疾患を持っている人同士も、お互いに理解を深めることができるのかなと思っています。
ということで!
この闘病記録は精神疾患がある人もない人も、身の回りに病気の人がいる人もいない人も、気が向いたら読んでほしいなと思って書いています!
将来周りに苦しい思いをしている人がいたら、「そういえばあいつこんな事書いてたな…」って思い出してもらえたら嬉しいです!
それでは今回はこの辺で!おりをりおでした!
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