休職して1週間の記録

うつ病闘病記録
この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳は3級。
うつ病と診断されて休職、退職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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こんにちは!おりをりおです!

休職して1週間経った頃の日記を振り返ります。
休職前と休職後の変化をまとめていますね。

おりをりお
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読み返して「そんな頃あったなあ…」ってなりました

これまでの経過

  • 〜中学 いじめ受け自殺未遂、不眠に
  • 2020年3月頃 職場のストレスで再度不眠に
  • 2021年8月頃 不眠酷く精神科受診
  • 2021年9月頃 抗うつ剤開始
  • 2021年末 全般性不安障害と診断
  • 2022年1月 引っ越し&結婚
  • 2022年2月 うつ病と診断
  • 2022年2月12日 休職開始

休職が決まった時は心身共に限界で、常に疲れてフラフラ。
全身に痛みが酷く、希死念慮が頭の中を常に巡っていました。

おりをりお
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よく働いてたな…

それでは症状や生活などの細かいところを比べてみましょう!

休職前後の比較

体について

  • 全身筋肉痛
  • 頭もガンガンする
  • 吐き気とめまいが止まらない
  • 倦怠感強くて体を常に引きずってる

↓↓↓

  • 体の痛みはほとんどない
  • 寝てばかりで腰と肩こりがあるくらい笑
  • 立ちくらみは強い
  • 少し活動すると疲れがどっと出る

心について

  • 希死念慮さんと仲良し
  • 自分はだめで何もできない
  • 辛い、悲しい、苦しい、消えたい
  • 人間の限界ってどこだろう
  • 自分でもなにがつらいのか分からない etc…

↓↓↓

  • 仕事に戻らなきゃという焦りはある
  • 心の中に仕舞っておける感じ
  • 時々すごくつらくて悲しくなるけど、頓服薬飲んだり吐き出したりしてコントロールできる

生活について

  • 食欲はない
  • そもそも食べる気力がない
  • 晩ご飯だけはなんとか食べる
  • お風呂も入る気力がない
  • なんとか深夜に体引きずって入る
  • 帰ったらそのままお布団
  • 家事は夫に丸投げ
  • 趣味も興味が消えた
  • 生きているだけで精一杯

↓↓↓

  • 食欲は戻ってきた
  • お腹すいた感じがする
  • 用意されればなんとか3食食べれる
  • 髪を切ってお風呂負担軽減
  • しっかり寝てるせいかスムーズに入れる
  • 睡眠時間13〜15時間
  • 布団にいるのは20時間
  • ちょっとだけゲーム出来るようになった
  • 家事も少し手伝える
  • 生きてる実感が出てきた

ざっくりこんな感じかな?
まだまだ回復の途中なんだろうけど、休職してすごく楽になりました!

異常に気づけない

前の自分はすごく自分を追い詰めてたんだなって、異常だったんだなって今になってわかる…

でも当時は分からなかったんだよね。
なんで自分はこんなに出来ないんだろう、だめなんだろう、もっと頑張らなきゃって本気で思ってました。

うつ病って怖いね…
いつのまにかこんなことになっちゃうんだから…

今思い返すと、私の場合のうつ病のきっかけはやっぱり仕事だった気がします。

本職とは違う仕事

当時は本職である作業療法士の他に、別の仕事を週1で依頼されていました。

自分の将来に直結しない仕事をしている時、「私はずっとこの仕事を続けるのだろうか」と考えて絶望していました。

リハビリ職として働いて4年目。
勉強会に参加したり、研究して論文を書いたりして、少しずつ納得のいく仕事が出来るようになるんだろうと思っていました。

リハビリ職は知識と経験がものを言う世界。正直新人レベルでは、納得のいくリハビリをすることはできません。

おりをりお
おりをりお

大学の先生には「3年は患者さんを犠牲にして知識や技術をつけさせてもらう気持ちでいろ」とよく言われていました

4年目というのは、体感としては1割くらいの人に納得のいく結果を出せるレベルです。
もっと経験を重ねることで、少しずつ自分でも納得できる仕事ができると思っていました。

そこで依頼された別の仕事。
週5回あった勉強の機会のうち、2割が削られる。
それが積み重なると…と考えると、いつまで経っても十分な仕事ができることはないんじゃないかと思ってしまいました。

他のスタッフとの衝突

そして今になってわかる職場の悪いところ。それが職場の方向性があやふやなことでした。

私が働いていたのは介護老人保健施設というところで、入所した高齢者の方はリハビリをして家に帰るという流れが基本になります。

しかし、スタッフの人員不足などがあり、リハビリ職以外はリハビリに否定的でした。生活の中のリハビリを拒否されたり、やっと在宅復帰に繋げられた方がなぜか他スタッフの意向で施設に戻ってきていたり…

おりをりお
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何のためにこの仕事をしているんだろう…と思うことが多々ありました

まるで自分で掘った穴を自分で埋めさせられているような…

元々トラウマで意見を主張するのが苦手で、相手の苛立ちにも敏感な私にとっては、かなりストレスでした。

環境はほんとに大事!

本当にこれに尽きる!

どれだけ良い仕事をしたって、怒られてばかりじゃそりゃ病むわ!否定されたら嫌になるわ!

今になっては分かるんですけど、「こういうもの」って思っていると抜け出せないですからね。

自分の居心地のいいところで過ごしていけたらいいなあ…

今回はこの辺で!おりをりおでした!

プロフィール
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うつ病になった作業療法士。障害者手帳は3級。
うつ病と診断されて休職、退職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
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