休職前の環境まとめ

うつ病闘病記録
この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳は3級。
うつ病と診断されて休職、退職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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こんにちは!おりをりおです!

闘病記録ですが、実は前身となるブログでは休職した日からの記録しか残っていませんでいた。

だけど、一番大切なのって休職に至るまでの経緯だと思っています。休職しなければいけない状態になる前に気が付けないと予防ができないですからね。

なので!休職前の状態を簡単にですがまとめたいと思います。今回は第一弾!

前回はざっくり私のことについて書いたので、今回は休職前の「環境」について書いていこうかと思います。

おりをりお
おりをりお

ちなみに次回は「症状」について書いていくよ!

お仕事編

私の職業は作業療法士というリハビリの仕事で、高齢者施設で働いていました。

コロナ流行で状況が変化

当時は新型コロナ流行真っ只中で職場はパニック。私がいたころはまだ施設内で流行していなかったけれど、感染予防でみんなピリピリしていました。

元々生活の場として機能していた施設。病院のように消毒を徹底していたのは、注射などの医療行為の前後くらい。リハビリで利用者さんに触れる時は、特に手洗いや消毒は義務付けられていませんでした。

ところがコロナが流行ってからは一変。自分自身はもちろん利用者さんの体調管理も徹底。リハビリに入る前と入った後はアルコール消毒。もちろんマスクは常時装着。少しでも体調が悪そうだったら中断して看護師に相談し隔離。

「絶対に自分から施設内にウイルスを入れちゃいけない!」というプレッシャーがすごかったです。何よりも自分が持ち込んだウイルスで利用者さんを殺してしまうかもしれない、という恐怖が強かったです。

おりをりお
おりをりお

自分のせいで利用者さんを死なせてしまったら…と思うと

胃が痛くなるような日々でした

最前線で治療していた医療従事者は比にならないくらい大変だったんだろうな…お疲れ様です。

一方でコロナ前は度々通っていた勉強会は軒並み中止。調べ物をしたくても大学の図書館にも行けず。自分のスキルや知識に不安を抱えたまま仕事をしていました。

仕事関係では他のストレスも…

実は、私には別の仕事もありました。施設の経営者に気に入られたことから、週1で裏方のような仕事もしていました。

詳しくは書けませんが、ミスを絶対にしてはいけないというプレッシャーと12時間という長時間勤務で疲れが溜まっていました。

また、本来の作業療法士の仕事が週4しかできないために、同級生に後れを取ってしまうという焦りもありました。

この仕事は知識だけでなく手技もとても大切で、色んな人に触れば触るほど上達していくようなもの。ただでさえコロナで勉強する機会が減っているのに、自分の手技のレベルが落ちてしまうのではないかと、とても心配でした。

お局様からの圧

そしてこれはあるあるなお話かと思いますが…お局様に目をつけられていました。入社当時からずっと(笑)

どうしてお局様というのは若い女性陣をいじめるのかね…なかなかのパワハラでした。

カンファレンス(会議)の度にこちらの意見をひたすら否定しまくったり、機嫌が悪いときに話しかけるだけで当たられたり、書類を出すと屁理屈を並べられて再提出させられたり…

先輩
先輩

これは理不尽すぎるから言ってくるわ!

と、ずっと先輩方は味方してくれていましたが…それで折れるような人にはお局様は務まらないですからね(笑)

私がただいじめられるくらいならまだいいのですが、お局様の暴走で利用者さんに不利益が出ることもしばしばあったので…

昔の出来事がフラッシュバックしている状態で抵抗しなければいけない、というのがひたすら苦しかったですね…

プライベート編

どうしても医療従事者をしていると、プライベートも制限されます。

コロナの第一波が落ち着くまでは彼氏(今の夫)にも会えませんでした。あれはほんとにストレスだった…!

それ以降は感染対策や体調管理を徹底しながらこそこそと彼氏と会っていましたが(笑)外出は最低限に控える生活を続けていました。

世の中が「もうそろそろ外に出てもいいよね?」という風潮になってきても、医療福祉の場ではまだまだ徹底した感染対策を続けていました。

友達が医療従事者ばかりというのもあり、遊びに行くことも全くなくなりました。せいぜいSNSで話すくらい…孤独感が強かったですね。

そしてある日…

仕事でやらかしました。利用者さんとトラブルになりました。

簡単にいうと、「この人にリハビリしてほしくない」と言われました。

この時すでに色々と症状が出まくっており、精神科に行きたいと夫に零したりしていたので、きっと仕事にも出ていたんでしょうね。

ここで折れてしまった感じがします。

この日を境にさらに症状が酷くなり、体も動かなくなっていきました。精神科では「全般性不安障害」と診断され、睡眠薬と抗うつ剤を処方されました。

夫と同居してから「頑張ろう」と思えるようになったものの、正社員として週5で8時間勤務ができなくなり短時間勤務に切り替えてもらいました。

そして「うつ病」と診断が変わり、そのまま休職の指示が出ました。いわゆるドクターストップですね。

ちゃんとつらそうだった!!!

今回このブログを書くために休職前の状況をまとめていましたが、客観的に見てもちゃんとしんどそうですね(笑)

未だに「うつ病になったのは甘えじゃないか」と思っていた部分があったので、なんか書いてて安心しました(うつ病あるある)

見返してみると、環境要素は結構コロナの影響も大きかったんだなあ…コロナうつって言葉も流行っていましたし…

精神疾患はかなり環境の影響が大きいというのは分かっていましたが、改めて見て納得です(笑)

さて、次回は休職前の症状について書いていくので、また違った印象になるのではないかと!楽しみにしててください(?)

おりをりおでしたー!

プロフィール
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うつ病になった作業療法士。障害者手帳は3級。
うつ病と診断されて休職、退職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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