【作業療法士が解説】うつ病の私を救った「編み物リハビリ」

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【作業療法士が解説】うつ病の私を救った「編み物リハビリ」 休職1ヶ月目
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この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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うつ病で何もやる気が出ない…

頭の中がごちゃごちゃして、嫌なことばかり考えてしまう…

以前の私も同じように悩んでいました。

うつ病の私でも気力がない日々の中でずっと続けていることがあります。それは、「編み物」です。

なぜ、私は編み物を続けるのか? 実は、私自身が作業療法士として精神科のリハビリを学んできた経験が深く関係しています。

この記事では、専門家の視点と私自身のうつ病体験を交えながら、編み物がもたらす「心の回復」への効果を具体的に解説します。

おりをりお
おりをりお

「没頭することで不安を消す」おすすめの趣味をまとめた記事もあります!

前回は、HSP気質の私が情報疲れを防ぐ方法について書いています。

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うつ病で気力がない日々:それでも私が編み物をする理由

休職し始めてから、もう3週間になります

毎日だらだらと過ごし、家事はもちろん、身の回りのことすら気力がないとできない日々です

うつ病で休学中や休職中の方は、「あるある」と感じるかもしれませんね。

そんな状態の私でも、休職してからずっと続けていることがあります

一つはこのブログ、そしてもう一つが編み物です

毛糸のマフラーやスヌードを編んだり、最近はレース編みにハマってコースターを作ったり…

なぜ、こんな気力がない中で編み物を続けるのかというと、私にとってこれがまさに「リハビリ」だからです

作業療法士が語る:編み物が「うつ病の精神リハビリ」になるワケ

おりをりお
おりをりお

私、実は作業療法士なんです!

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、理学療法士と同じリハビリの専門職で、特に「精神のリハビリ」を起源とするのが作業療法の大きな特徴です。

大学時代、私自身も精神科のリハビリについて深く学びました。

そして、自分がうつ病になってみて痛感したのが「頭の中が忙しすぎる!」ということでした。何も考えたくないのに、嫌な考え事ばかりが勝手に頭の中を巡ってしまう…。

ここで、作業療法の考え方が役立ちます。

細々とした活動に集中すると、嫌なことを考えずに済むんです。

編み物をしていると、「ここの目は1つ、2つ…」と、間違えないように必死に数えていますよね。こういった作業に没頭することで、嫌なことを考える「心の余裕」がなくなるんです。

脳が目の前の作業に集中することで、ネガティブな思考のループから一時的に解放されるんですね。

これは、まさにうつ病で疲弊した脳のリハビリだと言えます。

以前も、編み物に関する記事を書いています。

編み物だけじゃない!「作業」が持つ心と体への効果

編み物がリハビリになるのは、集中効果だけではありません。

無意識の身体活動

実は、私は仕事でも編み物をしていました。だから、うつ病で頭が回っていなくてもある程度手が動きを覚えているんです。

そして、編み物をするためには寝たきり状態から「起き上がる」必要があります。これは、無理なく長時間起き上がる練習にもなる、という隠れたリハビリ効果もあるんですよ。

「ゲーム療法」と共通する効果

編み物と似た効果を持つリハビリに、ゲーム療法があります。

ゲームに夢中になっていると起き上がっている疲れや苦痛をあまり感じませんよね?「ゲームしてたら眠気を忘れて深夜だった!」という経験、きっと多くの人にあるはずです。

これは、脳が集中することで一時的に身体的な不快感を忘れさせる効果があるからです。

このように、一見地味に見える「作業」には精神的な集中だけでなく、身体的な活動を促し心の状態を整えるための様々な効果が隠されています。

大切なのは「やりたい」気持ちと「無理しない」バランス

もちろん、うつ病の症状は人それぞれです。

今の状態によっては、このような活動ができない方もたくさんいると思います。先生からも決して無理はしないように言われているので、私も「疲れたな」と感じたら無理なくやめるようにしていました。

後から恐ろしいほどどっと疲れがくることもあるからです。

おりをりお
おりをりお

編み物に没頭しすぎてダウンすること、よくありました…

だからこそ、大切なのは「やりたい」と思った気持ちを大切にすること。 そして「できる範囲で、無理なく試してみる」ことだと思います。

私も「編み物したい!」という気持ちからこのリハビリを始めました。

うつ病の人の「何かをしたい」という意欲は、回復への大切なサインです。それを無理に潰すことなく、自分に合った「作業」を見つけて少しずつ心の回復を促していけたらいいですね。

さいごに:簡単な作業を試してみませんか?

うつ病の治療や回復の道のりは、本当に複雑です。

でも、作業療法士としての知識と私自身のうつ病体験を通じて、編み物のような小さな作業が脳と心のリハビリに繋がることを実感しています。

もし、あなたが「何かしたいけれど、何をしていいか分からない」と感じているなら、集中できる簡単な作業を試してみてはいかがでしょうか。

没頭できるおすすめの趣味をまとめた記事もありますので、参考にしてみてくださいね!

食事・睡眠・ポイ活など、うつ病生活を支える「神グッズ」を全ジャンルまとめた完全版もあります。

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