こんにちは、おりをりおです。
今このページを読んでくださっている方は、以前の私と同じように心が疲れている状態かもしれませんね。
私自身、以前にうつ病で休職を経験し、現在はパート勤務で復職した現役の作業療法士です。
休職中は「何もできない」「社会から取り残される」と焦燥感に苦しむ日々でした。

文字なんて頭に入らないと思うこともありました…
でも「頑張りたくても頑張れない」日々の中で、私の心の光となってくれたのが「本」でした。
本は「がんばる」ためのツールではなく、ただ「そっと寄り添ってくれる」存在です。
無理に読み進める必要はなく、一行だけでも心が少しだけラクになる。そんな本たちを今回は5冊に厳選してご紹介します。
「読みやすい」「心が楽になる」「自分だけじゃないんだ」と共感できる本ばかりです。
まずは気になる一冊から、あなたのペースで読み始めてみませんか?
きっとあなたの心に寄り添い、小さな希望をくれる言葉が見つかるはずです。
読むのが辛い時は「聴く」のもおすすめ
今回ご紹介する本のうち3冊は、Amazonオーディブル(聴く読書)に対応しています。
私自身、うつ病のどん底期は「活字を目で追うだけで頭痛がする」という状態でした。もし当時の私がこれを知っていたら、迷わず「聴く」方を選んでいたと思います。
「本は読みたいけど、目が疲れるのは嫌だなぁ」という方は、ぜひ「聴く読書」も試してみてくださいね。
もし「解約って面倒じゃない?」など不安な方は、私の【解約手順付き】体験レビューを先に読んでみてくださいね。
おすすめ本を選ぶ時に大切にした3つのこと

心がホッとする「読みやすさ」
文字が多すぎず、行間が広い、イラストが多いなど読書へのハードルが低いこと。
集中力が続かない時期でも、無理なく読み進められた体験に基づいています。
そっと「共感」してくれる優しさ
「私だけじゃない」と思える、心の奥底に触れる言葉があること。
無理にポジティブにならなくても良い、今の自分を肯定してくれるメッセージです。
「小さな前進」を感じられるヒント
生きるのが少しだけ楽になる視点や、心を休める具体的な方法が書かれていること。
「いきなり元気にはなれないけど、少しだけ希望が見えた」という体験から選びました。
【タイプ別】休職中に読んで心が軽くなったおすすめ本

ここからは、私が実際に休職中に読んで、心と体が少しずつ楽になった本を5冊ご紹介します。
「回復の段階」や「心の状態」に合わせて、大きく2つのカテゴリーに分けてみました。あなたの今の状態に合う一冊から、ぜひ手に取ってみてくださいね。
【心の回復初期〜中期向け】心がふっと軽くなる「共感と癒し」の2冊
このカテゴリーの本は、まだ読書に集中するのが難しい時期や、「自分だけが苦しい」と感じる孤独な気持ちに寄り添ってくれます。
無理なく読み進められ、心がフッと軽くなるような、優しい言葉とメッセージが特徴です。
① 『心の不安がスッと消える うつ吸いイラスト帳』
本の概要
うつ病当事者のリアルな体験を、繊細な描写と共感あふれる言葉でイラスト集にした作品です。
日常の小さな苦しみや心の変化に優しく光を当て、言葉にできないつらさもすくい上げてくれます。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
この本はまさに「これは私のことだ」と、ページをめくるたびに心が救われるような感覚でした。
誰にも言えなかった孤独な気持ちや頑張りたくても頑張れないもどかしさを理解してくれるだけでなく、ユーモアにあふれた表現で思わず笑顔になります。
うつ病のリアルな当事者の声だからこそ、深く共感できるポイントがたくさんあります。「自分だけじゃないんだ」と感じることは、心の重荷を少しだけ軽くしてくれます。

今の私の考え方の根底は、この本からできたと言っても過言ではありません!
うつ病で休職した当時の私が読んだ体験談もあります!
こんな時におすすめ
② 『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』
本の概要
Twitterで人気の精神科医Tomy先生が、日常の不安や悩み、人間関係、自己肯定感について、時にズバッと時に優しく語りかける言葉が詰まった一冊です。
読者の心を軽くするヒントが凝縮されています。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
「どうしてこんなに不安なんだろう」「私だけが変なのかな」と頭の中でぐるぐる考えてしまう時に、Tomy先生の言葉が心を軽くしてくれます。
特に印象的だったのは、「疲れているときって生き身を考えすぎなのよ。もっと考えすぎず、主観的に生きればいいの。」という言葉です。さらに「虫けらのように生きていい」という言葉に笑ってしまうと同時に、ガチガチだった心が溶けていくような大きな励ましをもらいました。

私の職場にも置いている本なんですが、利用者さんがそろって「この本は良い!」とおすすめしています!
★この本は「聴く読書」でも楽しめます!
Tomy先生の優しい語り口は、音声で聴くとさらに心に沁みます。布団の中で目を閉じて、ラジオ感覚で聴いてみてください。
AmazonのオーディオブックAudible以下のTomy先生の1秒シリーズを読み進めることで、さらに心が軽くなるヒントが見つかるかもしれません。
こんな時におすすめ
【少し元気が出てきた方向け】「小さな一歩」と「心の土台作り」を応援する3冊
このカテゴリーの本は、心の回復期に入り、「少しずつ何かを始めてみようかな」「漠然とした不安を解消したい」と感じ始めた方に特におすすめです。
すぐに劇的な変化はなくても、日々の小さな行動を後押ししてくれたり、心の土台を強くするヒントを与えてくれたりするでしょう。
③ 『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』
本の概要
1万2000人を救った中島輝先生が、何があっても「大丈夫」と思えるようになるための自己肯定感の高め方を体系的に解説。
具体的なワークも豊富に含まれており、実践しやすいのが特徴です。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
自己肯定感がどん底まで落ちて「自分には何の価値もない」と感じていた私にとって、この本は希望の光でした。自己肯定感は生まれつきのものではなく「高められるものなんだ」という事実を知れただけでも、心が少し軽くなったのを覚えています。
特に心に響いたのは、「私たちは『忘れたい』『こだわりたくない』と意識していることほど、『忘れられず』『こだわってしまう』のです」という、第2感「自己受容感」に関する言葉です。
複雑性PTSDを持つ私にとって、忘れられない過去の出来事に固執してしまう自分を責めることがありましたが、この言葉は「それが普通のことなんだ」とありのままの自分を受け入れる大きなきっかけを与えてくれました。
完璧を目指さなくても小さなことから少しずつ自分を認め、心を癒していく方法が優しく示されています。論理的でありながら温かい言葉で、下がりきった自己肯定感を立て直す手助けをしてくれる一冊です。

「ポジティブにならないといけない」という呪縛から解放してくれる本です!
★この本は「聴く読書」でも楽しめます!
自己肯定感を高めるための言葉を、耳から繰り返し入れることで、自然と心に定着しやすくなります。
AmazonのオーディオブックAudibleこんな時におすすめ
④ 『マンガでわかる! 気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術』
本の概要
行動科学に基づいて完璧を目指さず、無理なく自分を動かすための具体的な方法を解説しています。
「行動のハードルを下げる」という新しい視点が、動けない心の重さを和らげ小さな一歩を踏み出す勇気をくれます。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
「何かしたいけどなかなか行動に移せない…」という焦りを感じ始めた頃、この本に出会いました。特にPart1の「やっかいな『自分の感情』と上手に付き合う」の中の「7 ネガティブ思考は武器になる」という部分が衝撃的でした。
うつ病の時は、ネガティブ思考自体が悪いものでなくすべきものだと思って自分を責めていましたが、「ネガティブ思考は、上手にコントロールすれば『自分を成長させる』ためのエネルギーになる」「変えるのはあなた自身ではありません。状況です。方法です。」という言葉にハッとさせられました。
行動できない自分を責めるのではなく、環境や方法を変えることで行動へのハードルが下がるという考え方は、心に余裕がない時期でも実践しやすいヒントになりました。無理なく小さな変化から始めたい時に、そっと背中を押してくれる一冊です。

ちょっとだけ頑張りたい時、この本があなたの支えになってくれるはずです!
こんな時におすすめ
⑤ 『超訳 般若心経 “すべて”の悩みが小さく見えてくる』
本の概要
難解とされる仏教の教えである般若心経を、現代に生きる私たちの心に響く言葉で優しく「超訳」した一冊です。
執着からの解放やあるがままを受け入れる心の在り方など、普遍的な生きるヒントが凝縮されています。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
回復期に入って少し落ち着いた頃、まだ漠然とした不安や焦燥感に襲われることがありました。そんな時にこの本に出会い、「波羅蜜多」の章にある「お先にどうぞ」この余裕をもつという教えに深く感銘を受けました。
病気で人よりも遅れをとってしまったという罪悪感や、誰よりも早く回復したいと焦ってしまう気持ちがあった私にとって「『早くがいい』を捨てて、『自分より人を先に』と、譲った。とたん、心の中に、すばらしい安らぎが生まれた。」という言葉は、人と比べず、ゆったりと自分のペースで進んでいいんだと、心を軽くしてくれました。
文字数は多いですが一つ一つのフレーズが心に深く染み渡り、無理に全部読まなくても心に響いた部分を繰り返し読むだけで心が広がるような体験ができました。人生全体を俯瞰する視点を得られ、焦りや不安が和らぎました。

仏教の「諦観」は、うつ病など精神疾患との相性がいいと個人的に考えています。
★この本は「聴く読書」でも楽しめます!
般若心経の教えは、耳から聴くとお坊さんの法話のような安心感があります。心がざわざわする時のBGMとしてもおすすめです。
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【番外編】うつ病の根っこにある「生きづらさ」を救ってくれた本
最後にご紹介するのは、うつ病の専門書ではありませんが、私が「自分を責める癖」を手放すきっかけになった、とても大切な一冊です。
⑥ 『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』
本の概要
「HSP(Highly Sensitive Person)」という、生まれつき感受性が強く敏感な気質を持つ人に向けて書かれた本です。
「人の顔色が気になる」「大きな音が苦手」「一度にたくさんのことができない」といった悩みを、病気ではなく「そういう気質(繊細さん)」として捉え直し、楽に生きるための具体的な対処法を教えてくれます。
私がこの本を読んで心が軽くなった理由
うつ病になってから、私はずっと「なんでこんなに弱いんだろう」「みんなと同じようにできない自分はダメだ」と自分を責め続けていました。
でもこの本に出会い、自分が今まで感じていた生きづらさが「HSP」という気質によるものだと知った瞬間、肩の荷が嘘みたいに降りたんです。
そう思えたことで、自分を責めるのをやめ、「イヤホンをして音を遮断しよう」「疲れたら一人になろう」と、自分を守るための対策がとれるようになりました。
もしあなたが、音や光に敏感だったり、人の感情に振り回されて疲れてしまうなら、うつ病の背景にこの「HSP」という気質が隠れているかもしれません。
うつ病の治療本ではありませんが、私にとってはどんな薬よりも効いた「精神安定剤」のような一冊です。

「病気」じゃなくて「気質」。
そう知るだけで、世界の見え方がガラッと変わりますよ!
★この本は「聴く読書」でも楽しめます!
優しい声で耳に入るオーディブルなら、HSP気質があってもゆったり聞けますよ。
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HSPって何?という方は、こちらの記事で私の体験談を詳しく書いています
焦らなくて大丈夫!本はいつでもあなたに寄り添ってくれます

今回の記事では、私自身がうつ病で休職中に実際に読んで、心が軽くなり、少しずつ前向きになれた本を5冊ご紹介しました。
心が疲れている時、読書は大きなエネルギーを必要とする活動に思えるかもしれません。
でも、無理に全部読み切る必要はありません。興味を持ったページだけ、心に響いたフレーズだけ、パラパラと眺めるだけでも十分です。
また、「読む元気がない時」は「聴く」という選択肢も思い出してみてくださいね。
読めない日があっても途中で投げ出しても、全く問題ありません。あなたのペースで、あなたの心が受け入れられる時に開けばいいんです。
もしこの中で気になる本があったら、ぜひ手に取ってみてください。あなたの心に寄り添い、小さな希望をくれる一冊が見つかることを心から願っています。
闘病中に役立つグッズをこちらの記事で紹介しています!
おりをりおでした!









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