こんにちは、作業療法士であり、うつ病当事者のおりをりおです。
今このブログにたどり着いたあなたは、スマホでこんな言葉を検索していませんか?
わかります。私もそうでした。
お医者さんに薬を勧められて飲み始めたものの、最初は副作用ばかりが目立って、「本当に楽になるのかな…」って不安でたまらなくなるんですよね。

実際、飲み始めの副作用ってしんどいですもんね…
だから、Yahoo!知恵袋やSNSで先輩たちの「飲んでよかった!」という安心材料を必死に探してしまうんですよね。
そんな不安を抱えていた過去の私(そして今のあなた)へ。
今回は、そんな過去の私(そして今のあなた)への回答として、 「抗うつ剤(SSRI・セルトラリン)を飲んで、実際に効果を感じ始めた日の日記」を公開します。
劇的に元気になるわけではありません。 でも、「あ、飲んでよかったかも」と思えた、確かな変化の記録です。
前回は、自分の本音に気がついたときの話を書いています。
知恵袋で検索しまくった日々…「抗うつ剤が効くまで辛い」は本当?
体験談をお話しする前に、検索キーワードでも非常に多い「効くまで辛い」という悩みについて触れておきます。
結論から言うと、抗うつ剤(特にSSRI)は、効果を実感するまでに時間がかかり、最初は本当に辛い時期があります。
私自身も「セルトラリン」というSSRIの薬を飲んでいましたが、飲み始めや増量した直後は、吐き気やそわそわ感、食欲低下などの副作用が出やすく、「薬を飲んでいるのに逆にしんどい…」と絶望した夜が何度もありました。

副作用が落ち着くまで1ヶ月弱かかりましたね…
「いつになったら効くの?」と毎日知恵袋を読み漁っていましたが、今ならハッキリと言えます。
その「辛い時期」をなんとかやり過ごした先に、ちゃんと「飲んでよかった」と思える日が来ます。
ここからは、私が「薬が効いてきたかも!」と実感した日のリアルな日記と感覚をご紹介します。
フルタイム勤務中に副作用…私がどうやってやり過ごしたか
私がセルトラリンを飲み始めたのは、まだフルタイムでバリバリ働いていた時期でした。
「薬を飲んで楽になりたい」けれど「仕事に穴は開けられない」という板挟みの中で、副作用の波をどうやり過ごしていたか、当時のリアルな生存戦略をご紹介します。
1. 職場のトイレを「避難シェルター」にする
仕事中、どうしても吐き気やそわそわ感が強くなった時は、迷わずトイレに逃げ込んでいました。
「サボっている」と思う必要はありません。
脳がパニックを起こしそうな時、物理的に一人になれる空間で「ただ、呼吸を整えるだけ」の時間は、働き続けるための大切なリハビリ時間でした。
2. 食欲がない時は「栄養摂取」と割り切る
セルトラリンの飲み始めは、特に吐き気と食欲低下が強く出ました。
「ちゃんと食べなきゃ」と思うと余計に苦しくなるので、当時は「料理」をすることをスパッと諦めました。
無理に自炊せず、ゼリー飲料やパッと食べられるもので「最低限の栄養を入れる」ことだけを目標にしていました。
当時の私が「自分を責めない」ために実践していた食事術については、こちらの記事に詳しくまとめています。
3. 家事は「自分」ではなく「家電」にやってもらう
当時は独身で一人暮らし。具合が悪くても、誰も家事を代わってはくれません。
そこで私は、自分の体力の代わりに「食洗機」と「ロボット掃除機」をフル活用しました。
「一人暮らしで贅沢かな?」と迷った時期もありましたが、副作用で動けない私を支えてくれたのは、間違いなくこれらの時短家電たちでした。
私が本当に助けられた「神家電」たちの話はこちらです。
過去の日記「薬の効果かな?」
昨日の夜またネガティブになっちゃって消えてしまいたいという気持ちが来たんですけど
自分ではいなくなりたいって思いながらも
ネガティブな思考だけじゃなくって自分でちゃんとポジティブな思考…
今は休んでるのが仕事だから大丈夫とか、そういうのも自分で同時に考えられた感じがしてて
落ちてるんだけど、落ちる深さが少し浅くなったような感じ、底が浅くなったような感じ…
伝われ!!
そんな感じな気がしました笑
だからこれが追加したセルトラリンの効果なのかなーとか後になって思うんですけど
でもやっぱり頓服は飲みましたね
辛い気持ちでいる時間はやっぱり短い方がいいなと思ったので、飲んじゃいましたね
しばらくはこれでいいんじゃないかなとは思ってます
その後もフォロワーさんのスペース聞いたりとか、編み物したりとかでちゃんと気分転換を図れたので、そこは良かったかなとは思ってます
難しいね
これがねスムーズに行ける人はうつ病にはならないだろうな笑
まあ仕方ない、こういう病気なんだから…
今日はもうひたすら寝てました!14時間くらい寝たかしら
休むのが大事!今は休むのが大事なんだから!
なので明日も、できるだけゆっくり過ごそうと思ってます
【OTの振り返り】抗うつ剤を「飲んでよかった」と感じた理由
改めて振り返ると、私が「薬を飲んでよかった」と心から思えたのは、気分の高揚ではなく「自分を客観視できる余裕」が生まれた時でした。
知恵袋などの口コミを見ると、「気分が晴れやかになった!」「元気が湧いてきた!」という劇的な声を期待してしまうかもしれませんが、実際の「効き始め」はもっと静かなものです。
私が実感した「セルトラリン(SSRI)」のリアルな効果を、作業療法士(OT)の視点も交えて2つ解説します。
1. 「底が浅くなる」という感覚
日記に書いている通り、薬が効いてきても「落ち込むこと」自体はなくなりません。
ただ、以前なら沼の底までズブズブと沈んで息ができなかったのが、「腰くらいの深さ」で止まるようになります。
「消えたい」と思いながらも、「まあ、今は休むのが仕事だしな」と冷静な自分が横にいる感覚。
この「思考のブレーキ」が効くようになったことこそ、抗うつ剤(SSRI)の最大の恩恵だと感じました。
2. 頓服を「お守り」として冷静に使えるようになる
「抗うつ剤を飲んでいるのに、頓服(安定剤)も飲むなんて、薬漬けじゃないか?」と不安になる方もいるかもしれません。
でも、日記の私は「辛い時間は短いほうがいい」と割り切って頓服を使っています。
薬の効果で思考の底が浅くなり、少し冷静になったおかげで、「我慢せずに薬に頼る」という正しい判断ができるようになったのです。
これも、治療においては大きな前進でした。

「まあ仕方ない、こういう病気なんだから」と割り切れるようになってから、うつ病が少しずつ改善していったように私は感じています。
まとめ:知恵袋で探すよりも、主治医と自分の感覚を信じて
もし今、薬を飲むか迷っていたり、効くまでの辛い時期を耐えていたりするなら、私の答えは「飲んでよかった」です。
副作用の辛い時期もありましたが、それを乗り越えた先に、「感情の波に飲み込まれずに泳げる自分」が待っていました。
もちろん、薬の種類(SSRIやSNRIなど)や効果には個人差があります。
ネットの誰かの意見に振り回されすぎず、あなたのペースで焦らず治療を進めてくださいね。
そして、「あ、なんか底が浅くなったかも?」と感じる日が来たら、それがあなたの回復のサインです。
うつ病でしんどい時は「編み物」などの手作業もおすすめです!
休職2ヶ月目は、1ヶ月目とはまた違う「焦り」や「現実感」に襲われる時期です。
私がこの時期をどう乗り越え、どんな処方箋を見つけたのか。
休職2ヶ月目のまとめ記事に詳しく書いていますので、今のあなたの回復のヒントを探してみてください。










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