
最近、体が鉛のように重い…

仕事に行こうとすると涙が出る
もし今あなたがこんな状態なら、それは心が発している「限界のサイン」かもしれません。
こんにちは、作業療法士でうつ病当事者のおりをりおです。
現在は回復してきていますが、休職する直前の私はまさに「ブレーキの壊れた車」のように無理を重ねていました。
この記事では、私が実際に体験した「ドクターストップ直前に現れた5つの身体的・精神的な予兆」について振り返ります。
医学的な基準だけでなく、当事者にしかわからないリアルな感覚を綴りました。私の体験が、今一人で苦しんでいるあなたの「気づき」になれば幸いです。

このブログでは、20代の私がうつ病になった体験談を
過去の日記を振り返りながらまとめています!
まずは確認。医学的な「うつ病の診断基準」
体験談に入る前に、一般的なうつ病のサインを確認しておきましょう。
私は作業療法士として患者さんに説明する際、「オンライン医療辞典MEDLEY」の解説を参考にさせていただきました。
うつ病は、以下の症状のうち「抑うつ気分」か「興味・喜びの喪失」のどちらかを含み、計5つ以上の症状が2週間以上続く場合に診断されます。
- 抑うつ気分(気分が落ち込み元気が出ない)
- 興味・喜びの喪失
- 食欲減退や過食、体重変化
- 睡眠障害(眠れない、寝過ぎ、浅い眠りなど)
- 動作の鈍さや落ち着きのなさ
- 疲れやすさ、やる気の低下
- 自分を価値のない人間だと思う
- 集中力・決断力の低下
- 希死念慮(消えてしまいたいと思う気持ち)
- 以前できていたことができなくなる
- 身体症状(消化器症状や生殖器障害、動悸など)
どうでしょうか? 当てはまるものはありますか?
ここからは、私が実際に体験した「教科書には載っていないリアルな感覚」をお話しします。
【背景】幼少期からの生きづらさと「複雑性PTSD」
私のうつ病の根っこには、幼少期からの長い生きづらさがありました。
実は、私の症状は典型的な「初期症状」とは少し違うかもしれません。
それでも、社会人になってからは良い先輩に恵まれ、しばらくは落ち着いていました。
「体調の波はあるけど、なんとかやっていける」 そう思っていた矢先、本当の限界が訪れました。
【体験談】私が体験した「うつ病の初期症状」5選
20代半ば、仕事の内容が変わり、人間関係のトラブルが重なった時のことです。
じわじわと、でも確実に、私の体は悲鳴を上げ始めました。
1. 「体が動くのを拒否する」鉛のような重さ
これが一番強烈でした。
朝、仕事に行こうとすると、物理的に体が動かないのです。
「行かなきゃ」と頭では分かっているのに、手足が鉛のように重く、布団から起き上がれない。
まるで自分の体ではないような「解離症状」に近い感覚でした。
最終的には、トイレに行くのすらやっとの状態になってしまいました。
2. 吐き気・頭痛などの「身体症状」
心より先に、体が壊れました。
出勤しようとすると激しい頭痛と吐き気に襲われ、立っていられなくなる。
「熱はないのに、体がだるくて動けない(異常な倦怠感)」が毎日続きました。
3. 眠れない・食べられない「睡眠障害と拒食」
学生時代からの不眠が悪化し、睡眠薬を使っても眠れない日々。
食欲も完全になくなり、体重がどんどん落ちていきました。
エネルギーが入ってこないので、当然、思考も回らなくなります。
4. 過去が蘇る「フラッシュバック」
仕事中にふとしたきっかけで、過去の嫌な記憶が鮮明に蘇るようになりました。
一度始まるとパニックになり、トイレに駆け込んで自分を痛めつけることでしかパニックを抑えられない…
そんなギリギリの日々でした。
5. 「消えてしまいたい」という気持ち
「もう楽になりたい」「消えてなくなりたい」という感覚です。
ベランダから下を見て、「ここから一歩踏み出せば会社に行かなくていいのかな」とぼんやり考えてしまう。
ここまで来ると、もう自力での回復は不可能です。
ドクターストップ、そして休職へ
ある日、職場で決定的なトラブルがあり、私の糸は完全に切れました。
精神科を受診し、医師から告げられたのは「休職(ドクターストップ)」でした。

当時の私は、「うつ病になるのは甘えじゃないか」と自分を責めていました。
でも今振り返ると、あれだけの症状が出ていて「働ける」と思っていたこと自体が異常だったんです。
うつ病のサインは、最初は小さな「違和感」から始まります。
それを無視して走り続けた結果、私は体が強制終了するまで止まれませんでした。
まとめ:その「違和感」を無視しないで
私の人生を振り返ると、一番ストレスがなかったのは学生時代や新人の頃かもしれません。
皮肉なことに、うつ病になって全てを手放した「今」もある意味ではストレスフリーです(笑)。
いやあ、本当によく生きました。私えらい。(笑)
もし今、あなたが記事で紹介したような「サイン」を感じているなら、無視しないでくださいね。
それは「甘え」ではなく、心と体からの「休んで!」という緊急停止ボタンです。
診断を受け、いざ「休職」が決まった私ですが、そこからがまた長い戦いの始まりでした。
本記事は個人の体験談です。
もし今、辛い気持ちを抱えている方は、一人で抱え込まずに専門機関へ相談してください。
厚生労働省:まもろうよ こころ(相談窓口案内)
「休み方が分からない」「罪悪感で押しつぶされそう」
そんな休職初期の苦悩については、以下の記事に続きます。

次回は休職1日目の日記になります!
休職して1ヶ月の記録はこちらです!










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