うつ病休職1ヶ月のブログ:私が小さな光を見つけるまで

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うつ病休職1ヶ月のブログ:私が小さな光を見つけるまで おりをりおのうつ病闘病記録
この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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主治医に「休職しろ」って言われたけど不安…

休職しはじめたけど、こんなに寝てて大丈夫かな…

この記事を読んでいるあなたは、このような不安を抱えているかもしれませんね。

身体に力が入らなくて、何もできないただ横になっているだけでも、なぜか疲れてしまう

そんな毎日を過ごしている方も多いでしょう。私もそうでした。

私はうつ病当事者であり、作業療法士として精神疾患のリハビリを学んできました。

このブログは、うつ病で休職した当時の日記を元に私の体験を綴ったものです。

このまとめ記事では、休職前の私を苦しめた「3つの要因」から休職1ヶ月目で見つけた「小さな光」までを、正直に振り返ります。

あなたのつらさは、あなたのせいではありません。

この体験談があなたが一人ではないと知るきっかけになり、回復への希望を見つける一歩となればうれしいです。

おりをりお
おりをりお

今回は、休職1日目である2022年2月12日から2022年3月12日までの記録をまとめています!

第1章:私の心と体を苦しめた「3つの要因」

私のうつ病発症は、一つの原因で起こったわけではありません。

振り返ってみると、3つの要因が考えられました。

① お仕事:医療従事者の責任感と終わらないプレッシャー

医療従事者として働いていた私は、コロナ禍という特殊な状況で「絶対にウイルスを施設に持ち込んではいけない」という強い重圧を感じていました。

また、裏方の仕事でのミスが許されないプレッシャーや、本来の仕事が減ってしまうことへの焦りも常にありました。

さらに、カンファレンスで意見をひたすら否定してくる「お局様」からの理不尽な圧力で昔のつらい記憶を呼び起こすこともあり、非常に苦しかったです。

② プライベート:孤独感と「自由」を失った日々

コロナ禍で友人と会うこともできず、自由な外出も制限される日々

当時付き合っていた夫にも会えず、強い孤独感に襲われていました。

体はボロボロなのに心は常に張りつめている…そんな状況が、徐々に私の心身のバランスを崩していったのです。

③ 心:幼少期から続く、見えない心の傷

実は、私の心には幼少期からの「いじめ」という大きな傷がありました。

その経験から、街ですれ違う人の悪口が聞こえるような被害妄想や幻聴、そして自傷行為が始まっていました。

当時は「複雑性PTSD」という言葉も知りませんでしたが、診断前のつらい状況を振り返るとこれらの経験がうつ病の背景にあったことがわかります。

これらの要因によるストレスがピークに達した時、仕事でのトラブルをきっかけに私の心は完全に折れてしまいました。

おりをりお
おりをりお

フルタイムから時短勤務に変えてもらいましたが、それでも勤務が難しい状態になりました。

体が動かなくなって食欲もなくなり、仕事ができなくなってドクターストップがかかったのです。

第2章:何もできなかった休職1ヶ月目

休職が始まると、私は本当に何もできませんでした。

【休職前】


  • 全身筋肉痛、頭痛、吐き気、めまいが止まらず、ほぼ寝たきり状態

  • 希死念慮と「仲良し」、何がつらいのかも分からないどん底の状態
  • 生活
    生きているだけで精一杯、家事は夫に丸投げ、趣味への興味が消えた

しかし、休職して1ヶ月が経つと驚くほど小さな変化がいくつも現れてきました。

【休職1ヶ月後】


  • 全身の痛みや吐き気がほとんどなくなり、2時間ほどなら起き上がれるようになった

  • 希死念慮は時々になる、気持ちが穏やかな日が増え、薬の調整で気力も向上
  • 生活
    少食ながらも食欲が戻り、お風呂にもスムーズに入れる日が増えた
  • 発見
    ゲームや編み物など、集中できる楽しみを見つけることができた

この頃の私はまだ「復職できないかもしれない」という不安や、「頑張りたいのに頑張れない」という焦りを感じていました。

しかし、1ヶ月前の絶望的な状態に比べると明らかに心と体が「回復」という光の方向に向かっていたのです。

おりをりお
おりをりお

まだまだ闘病生活は長くなりますが、どん底からは救われたと感じていました。

第3章:「小さな光」が私を救った「ゆる習慣」

休職中に見つけた「小さな光」は、特別なことではありませんでした。

それは、体と心の声に耳を傾ける「ゆる習慣」でした。

① 「作業」でネガティブ思考から離れる:編み物リハビリ

私は作業療法士として、編み物のような細々とした作業が「精神のリハビリ」になることを知っていました。

実際に編み物を始めると、「ここの目は1つ、2つ…」と集中することで、嫌な考え事ばかりしていた脳の「心の余裕」が一時的になくなりました

無意識に手を動かすことで、寝たきり状態から起き上がる練習にもなっていたのです。

これは、脳が集中することで身体的な不快感を忘れさせる効果がある「ゲーム療法」とも共通しています。

② 「ギャル思考」で深刻な思考を断ち切る

「ゲームがしたい!」と意欲が湧いても、アカウント作成という最初の段階でつまずきクタクタになってしまう。

そんな時に出会ったのが、なおにゃんさんの『うつ吸いイラスト帳』で紹介されていた「心の中にギャルを飼う」という考え方でした。

ギャル
ギャル

まぁなんとかなるっしょ!死ぬわけじゃないしヨユー

この「ギャルマインド」は深刻になりがちな思考を一旦停止させ、良い意味で物事を軽く捉える視点を与えてくれました。

③ 「自分を守る」ための大切な自衛

回復期にある心は、とても繊細です。

SNSで心無いリプライを受けたり、つらいニュースに感情移入して疲れてしまったり……。

私はそんな時、「ブロック」や「情報遮断」という手段で自分の心を守ることを学びました。

また、親にうつ病を伝えられない葛藤や原因不明の「音への怖さ」には「理解してくれる人との繋がり」「ヘルプマーク」、そして「薬」という具体的な対処法が大きな安心感を与えてくれました。

おわりに:回復は「3歩進んで2歩下がる」道のり

休職して1ヶ月が経った頃、私は自分の回復プロセスをこう予想していました。

「抗うつ薬→楽しみを見いだせる→自己肯定感向上→体力向上」

4年経った今、この通りだったと断言できます。

回復は一本道ではなく、「3歩進んで2歩下がる」道のりです。

だから焦らなくても大丈夫。

今回の私の記録が、あなたが今感じているつらさは「病気のせい」であり「甘え」ではないという事実を再認識するきっかけになれば嬉しいです。

あなたの回復を作業療法士として、そして同じような経験をしてきた一人として心から応援しています。

このブログでは、他にも闘病中に役立つ情報をまとめています!

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