
うつ病で休職しろと言われたけど、生活費がなくなってしまう…

長い期間療養しているから、貯金が尽きそう…
でもまだ働ける状態じゃない…
うつ病で休職したり、仕事を辞めたり。
治療に専念したいのに、お金の問題もつきまとってきますよね。
傷病手当金だけじゃ足りない、いつまで休職が続くか分からない、将来への不安…私もそうでした。

いつになったら治るかもわからないのに「休め」としか言われないのって、不安になりますよね。
病気と向き合いながら社会で生活していくのって、本当に簡単なことじゃないです。
でも、日本には「働きたい」「生活したい」という気持ちをサポートするたくさんの国の支援制度があるんです。
そして、私もこれまでこれらの制度に何度も助けられてきました。
この記事では、特にうつ病を抱えるあなたが知っておくべき5つの主な経済的支援制度を、私のリアルな体験や申請の具体的なコツを交えながら、わかりやすくお伝えしますね。
精神疾患の方が頼れる制度一覧の記事もあるので、参考にしてみてください。
【30秒で診断】今のあなたが使える制度はどれ?
「制度がいろいろあって分からない…」という方は、まずこのチャートで自分に当てはまるものをチェックしてみてくださいね。

1. 頼れる5つの経済的支援制度:その概要と体験談からわかるポイント

まずは、うつ病で経済的に本当に苦しかった私が実際に助けてもらったり、検討したりした5つの主要な経済的支援制度について解説します。
それぞれの特徴と、私の体験から感じた大切なポイントを交えてご紹介しますね。
傷病手当金:休職中の私を最初に救ってくれた命綱
【私の体験談と申請のコツ】
うつ病で休職に入って、まず最初に申請したのがこの傷病手当金でした。
会社員時代に加入していた健康保険からもらえるものなので、手続きは主に会社の人事・総務部を通して行いました。
正直、病状が重い時期は書類を書くのも億劫で何度も会社の人に確認しながら進めましたね。
コツとしては、完璧を目指さないこと!
「今日は申請書を受け取るだけ」「明日はお医者さんに意見書を書いてもらうよう頼むだけ」といったように、できる限り小さなステップに分けて無理なく進めることが大切です。

会社の人事担当者さんは慣れているので、困ったら遠慮なく頼って大丈夫ですよ!
この手当があったからこそ、私は収入の不安に押しつぶされることなく治療に専念することができました。
まさに「命綱」でした。
ただ、最長1年6ヶ月という期限があるので、「この期間中に回復できなかったらどうしよう…」という漠然とした不安も感じたのが正直なところです。
傷病手当金についての詳細はこちら!
障害年金:長期的な治療と生活を支えるための「年金」
【私の体験談と申請のコツ】
パート勤務がやっと安定してきた頃、今後の生活をどうしていくか考えて障害年金の申請を検討し始めました。
現在、私自身も申請中です。
手続きは思っていた以上に複雑で、特に「初診日の壁」には苦労しました。
何度か病院を転々としていると、初めてお医者さんの診察を受けた日(初診日)を特定したりそれを証明したりするのがすごく難しくなることがあるんです。
私は一人で抱え込まず、すぐに年金事務所に相談してどうすればいいか指示を仰ぎました。
難しいときは社労士さんに頼むのも一つの手だと実感しています。

病院や年金事務所との往復が一番大変でした…
最も大事な書類の一つである「診断書」は、主治医に普段のあなたの状況を正確に伝えることが絶対に必要です。
診察の時に今の具体的な日常生活の困りごと(何ができないか、できることは何か、どんな助けが必要かなど)をまとめたメモを渡すなど、ありのままの困りごとを具体的に継続して伝えることが本当に大切です。
ご家族など普段のあなたの様子をよく知っている方に協力してもらって、お医者さんに伝えてもらうのも効果的ですよ。
障害年金についての詳細はこちら!
失業保険(基本手当):回復後の再就職を応援する手当
【私の体験談と申請のコツ】
傷病手当金をもらっている期間中にまだフルタイムで仕事に戻るのは難しいと判断した私は、主治医と相談して失業保険へ切り替えることを選びました。
ハローワークで「働く意思と能力がある」と認めてもらえれば、失業保険をもらいながら無理のない範囲で次の仕事を探すことができます。
この制度があったからこそ、私は今のパートと在宅の仕事を組み合わせるという働き方を見つけられたと思っています。
ハローワークは正直、待ち時間が辛いこともありました。
できるだけ空いている時間帯を狙って行ったり、もし可能なら家族や支援者と一緒に行ったりすることも考えるといいでしょう。
大切なコツは、「就職困難者」に認定されることです。
精神疾患が原因で仕事を辞めた場合、この区分に当てはまる可能性が高いんです。
認定されると月1回くらいの求職活動で済むなど、条件が少し楽になります。

体調にまだ波がある時期だったので、とても助かりました!
ぜひ積極的にハローワークの担当者に相談してみてくださいね。
失業保険についての詳細はこちら!
生活保護制度:「もうどうにもならない」を支える最後のセーフティネット
【申請のコツ】
生活保護は「最後の手段」と言われ、申請に抵抗を感じる方も少なくないと思います。
しかし、これはあなたが困った時に国が用意してくれている大切な仕組みであり、国民として持っている権利なんです。
生活保護をためらう気持ちはとてもよく理解できますが、何よりもあなたの回復と生活を守るために知っておくべき重要な制度だと強く感じています。

元気になってから恩返しすればいいんです!
一番不安に感じるのは「扶養照会」ではないでしょうか。
「親族に知られたくない」「もう連絡を取りたくない」と思うのは、ごく自然な感情ですよね。
特別な事情がある場合は正直に福祉事務所のケースワーカーさんに伝えれば、扶養照会を断ってもらえることもあります。
一人で抱え込まず、生活困窮者自立支援機関や社会福祉協議会、弁護士さん・司法書士さんなどに頼ってみるのも良いでしょう。
生活保護についての詳細はこちら!
社会福祉協議会の貸付制度(生活福祉資金貸付制度など):緊急時や一時的な生活再建の支えに
【申請のコツ】
休職中の生活費の不安や生活保護の扶養照会への抵抗がある中で、この社会福祉協議会の貸付制度はとても有効な選択肢です。
特に、傷病手当金や失業保険がもらえるようになるまでの「つなぎ」の資金が必要な時に役立つでしょう。

生活保護に抵抗がある方にもおすすめですが、あくまで「お金を借りる制度」である点に注意です!
この制度は単にお金を貸してくれるだけでなく、生活困窮者自立支援制度と連携してあなたの状況に合わせた生活再建の計画を一緒に考えてサポートしてくれるのが大きな特徴です。
お金を借りるだけでなく、今後の生活について一緒に考えてくれる存在がいるのは本当に心強いですよね。
申請から貸付までの流れは、まずあなたがお住まいの地域の市区町村社会福祉協議会に相談することから始まります。
診断書や障害に関する書類はあなたの状況を伝える上で重要です。
一人で抱え込まず、まずは相談してみる勇気を持ちましょうね。
社会福祉協議会の貸付制度についての詳細はこちら!
【番外編】お金を「もらう」だけじゃない!支払いを「減らす」制度
ここまで「お金をもらう・借りる」制度を紹介してきましたが、実はもう一つ、手元のお金を残すために絶対にやっておくべき手続きがあります。
それが、国民健康保険と国民年金の「免除・減額」です。
退職後、何もしないと高額な請求が来てしまいますが、正しく申請すれば国保は約7割安くなり、年金は全額免除(0円)になる可能性があります。
これを知っているだけで、年間で数万円〜数十万円の節約になります。
「もらう」のと同時に「出るお金を減らす」ことも、生活を守る鉄則です。
私が実際に「離職理由コード33」を使って減免した体験談はこちらで詳しく解説しています。
2. 私が実践した!制度を利用するための共通のステップと心構え

どの制度を利用する場合でも、共通して必要となるステップと精神疾患を抱えるあなたに特に心がけてほしいことがあります。
まずは相談から、そして誰かに頼る
お住まいの地域の福祉事務所(生活保護)、社会福祉協議会(貸付制度)、ハローワーク(失業保険)、年金事務所(障害年金)など、それぞれの制度の担当窓口に、まずは電話や直接訪問で相談してみましょう。
あなたの状況や希望を正直に伝えることで、どの制度が利用できるか、どんな手続きが必要か、具体的なアドバイスを受けられます。
もし一人で行くのが不安なら、家族や信頼できる友人、生活困窮者自立支援機関や社会福祉士などの申請に同行してくれる機関に相談して一緒に行ってもらうのも一つの方法です。

一人で抱え込まないことが一番大切です!
主治医との密な連携
精神疾患に関する制度を利用する場合、主治医の診断書や意見書がほぼ必要になります。
制度の利用について必ず事前に主治医に相談し、普段から具体的に困っていることやできること・できないことをメモにまとめて伝えておくことが大切です。
診断書のための「メモ」はこんな感じでOK!
口で説明するのが難しければ、こんなメモを書いて先生に渡すだけで大丈夫です。

私は自分の症状を細かくメモして、診察の時に渡していました。
それが適切な診断書につながると信じています。
受診時の様子を書いた記事はこちら!
完璧を目指さず、少しずつ進める
手続きは複雑に感じるかもしれませんが、一度に全てをこなそうとせずに小さなステップに分けて進めましょう。
「今日は書類を受け取るだけ」「明日は1項目だけ記入する」といった具合です。
体調が優れない時は無理をせず、休みながら進めることでスムーズな手続きにつながります。
私も「今日はこれだけやったら終わり!」と決めてそれ以上は無理しないように心がけていました。
困ったらすぐに相談、そして諦めない
申請手続き中に疑問や困難が生じたり貸付を受けた後に返済が難しくなったりした場合でも、一人で抱え込まずすぐに担当窓口や支援機関に相談することが本当に重要です。
早めに相談することで、あなたの状況に合わせた解決策や支援が見つかる可能性が高まります。
【実録】私はこうやって制度を「バトンタッチ」しました
最後に、私が実際にどのような順番で制度を利用し、生活をつないできたかを図にしました。
「今は辛くても、使える制度はある」という希望になれば嬉しいです。

まとめ:うつ病と経済的不安に苦しむあなたへ。私からのメッセージ
うつ病で休職中、生活費の不安は計り知れないものです。
それはあなたの努力不足でもあなたのせいでもありません。
そして、あなたは決して一人ではありません。
私もあなたと同じように、苦しみ、悩み、そして一歩ずつ前へと進んできました。
今回ご紹介した傷病手当金、障害年金、失業保険、生活保護制度、社会福祉協議会の貸付制度は、それぞれ異なる役割を持つあなたの生活と回復を支えるための大切な制度です。
私がそうだったように、「知っているかどうか」で、人生の選択肢は大きく変わります。
焦らず、あなたのペースで一歩ずつ進んでいきましょう。
あなたの不安が少しでも軽くなり、安心して回復に専念できる環境が整うことを心から願っています。
もしどの制度を選べばいいか迷ったら、いつでもこの記事に戻ってきて各制度の概要や私の体験談を参考にしてみてください。
あなたの社会復帰と豊かな生活を心から応援しています。
精神疾患を持つ人が頼れる制度を一覧にした記事はこちら!













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