退職した後、家のポストに届いた「国民健康保険」や「年金」の納付書を見て、手が震えた経験はありませんか?

収入がゼロになったのに、なんでこんなに高いの!?

これじゃ生活できない…払えない…
私も退職直後、まさにこの絶望感を味わいました。
でも、諦めないでください。うつ病などの病気で退職した場合、「ある数字」が書かれた紙さえあれば、保険料が劇的に安くなる可能性があります。
その数字が、「離職理由コード:33」です。
今回は、難しい計算や制度の知識は一切なし!
当時、うつ病で頭が回らなかった私が、「ただ紙を持って窓口に行っただけで、国保が約7割安くなり、年金が全額免除になった体験談」をご紹介します。
一番大事なルール「市役所に行く前に、ハローワークへ!」

まず結論から言います。
役所で安くしてもらうために一番重要なのは、「行く順番」です。
何も持たずにいきなり市役所へ行っても、「自己都合退職ですね、減免はできません」と言われて終わってしまいます。
市役所という「戦場」に向かう前に、ハローワークで「最強の装備(紙)」を手に入れる必要があるのです。
私がとった「安くするための黄金ルート」
私が実際に行った手順はこれだけです。
- 会社から「離職票」が届く
この時点ではコードが「40(一身上の都合)」になっていました。これでは安くなりません。 - まずハローワークへ行く
「うつ病で働けないので、失業保険の延長手続きをしたい」と相談しました。 - 医師の診断書を提出する
ここで「特定理由離職者(コード33)」として認定してもらいます。 - 「雇用保険受給資格者証」をもらう
ここで初めて「33」と印字された紙が手に入ります。 - その足で市役所へGO!
とにかく、「33番になった受給資格者証」を手に入れてから役所に行く。これだけは覚えておいてください。

私の離職票、40って書いてある…もうダメだ…
そう思った方も安心してください。私も最初は「40」でしたが、医師の診断書があれば変更できる可能性があります。

このように、「自己都合(40)」から「正当な理由のある自己都合(33)」に変わるだけで、支払う金額は天と地ほどの差になります。
諦めずにハローワークへ相談に行きましょう。

うつ病で退職した場合、まずはハローワークで「受給期間の延長」手続きをするのがセオリーです。
私が実際にコード33(特定理由離職者)をもらった時のハローワークでのやり取りは、こちらで詳しく書いています。
【体験談】知識ゼロで市役所に突撃した結果

正直に告白します。
当時の私は、うつ病の症状が重く、難しい制度の仕組みや計算式なんて全く理解していませんでした。

退職したら切り替え手続きをしなきゃいけないけど、なんか安くなる制度があるらしい?
頭にあったのはこの程度のあやふやな知識だけ。
夫についてきてもらうこともなく、一人でフラフラと役所の窓口へ行きました。
窓口でのリアルなやりとり
実際の窓口でのやり取りは、拍子抜けするほど簡単でした。

退職したので国保に切り替えたいです。

離職票か、雇用保険受給資格者証はお持ちですか?

あ、これですかね?(さっきハロワでもらった『コード33』の紙を出す)

拝見しますね。……あ、離職理由が『33』番ですね。
それなら軽減措置が使えるので、手続きしておきますね〜

(なんか安くなったらしい……?)
……以上です。
私がやったことといえば、「言われるがままに紙を出しただけ」。
難しい申請書を書くことも、必死に事情を説明することもありませんでした。
係の方が慣れた手つきで処理してくれて、「知識ゼロでも、紙さえあれば何とかなるんだ」と心底ホッとしたのを覚えています。
そもそも「コード33」って何?(国保が7割引き!?)

「なんで紙一枚でそんなに安くなるの?」と疑問に思いますよね。
これは「非自発的失業者軽減制度」という、ちょっと長い名前の制度のおかげです。
簡単に言うと、リストラや病気など「やむを得ない事情」で辞めた人に対して、「前年の給与所得を30/100(3割)とみなして保険料を計算してあげるよ」という救済措置です。
計算上、だいたい7割引きくらいの保険料になります。これは利用しない手はありません。
あなたのコードを確認する方法
お手元にある「雇用保険受給資格者証」(ハローワークでもらった写真付きの紙)を見てみてください。
第1面の「離職理由」という欄に、数字が書いてあります。

実際の様式を確認したい方は、厚生労働省のサンプルも参考にしてください。
参考:雇用保険受給資格者証のサンプル(厚生労働省PDF)
もし今「40」になっていても、医師の診断書があれば「33」に変更できる可能性があります。
諦めずにハローワークへ相談に行きましょう。
国民年金も「失業特例」で全額免除に

国保の手続きが終わった後、その足で隣の「国民年金課」の窓口にも行きました。
こちらも同じように「退職した」と伝えると、「失業による特例免除」という制度を案内されました。
通常、年金の免除審査は「前年の所得」で見られますが、失業した場合は特例として「所得ゼロ」として審査してくれます。
その結果、私は「全額免除(支払い0円)」になりました。
「未納」じゃなくて「免除」にする理由
「どうせ払えないなら、無視して未納でもいいんじゃない?」と思うかもしれません。
でも、うつ病当事者にとって、それは非常に危険です。
障害年金は、私の生活を救ってくれた命綱でした。
その権利を捨てないためにも、免除手続きだけは必ずやっておきましょう。
まとめ:あやふやでも大丈夫。紙を持って窓口へ!
うつ病で退職した直後は、お金の不安と手続きの多さで押しつぶされそうになりますよね。
私も当時は、難しいことを考える余裕なんて全くありませんでした。
でも、大丈夫です。 私たちがやるべきことは、難しい計算をすることではありません。
- ハローワークで診断書を出して「コード33」にする。
- その紙を持って、役所の窓口に行く。
たったこれだけです。あとは窓口のプロが、あなたを守るための計算をしてくれます。

よく分からないけど、安くなる紙を持ってきた
そんな軽い気持ちで大丈夫なので、ぜひ一度、役所に足を運んでみてください。
そのひと踏ん張りで浮いたお金は、あなたがゆっくり休むための大切な資金になりますよ。

今回は「税金の減免」の話でしたが、他にもうつ病の方が使える「生活費の支援制度」はいくつかあります。
意外と知られていない制度もまとめているので、お金の不安がある方はこちらもチェックしてみてください。








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