生活困窮者自立支援制度って?うつ病当事者がわかりやすく解説

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生活困窮者自立支援制度って?うつ病当事者がわかりやすく解説 支援サービス・制度
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おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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うつ病で休職してからお金がない!
家賃も払えなくなるかも…

もう悩みが多すぎてどうすればいいかわからない…

経済的な不安、仕事が見つからない焦り、将来への漠然とした恐怖。

休職中はさまざまな問題が一気に降りかかり、どうしようもなく感じてしまいますよね

でも、そんなあなたを支える制度が日本にはあります。

生活困窮者自立支援制度は、あなたがもう一度自分の足で立ち上がるための支援をしてくれる制度です。

この記事を読めば、その全体像から具体的な利用方法までがわかり、きっと「ここからなら始められる」と希望が見えてくるはずです。

おりをりお
おりをりお

他にも頼れる制度はたくさんあります!
こちらの記事で確認してくださいね!

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この制度はなぜ生まれたの?「頑張りすぎた」人を救うために

生活困窮者自立支援制度 わかりやすく
  • 仕事に行けなくなった
  • 収入が減った
  • 家賃が払えなくなった
  • 家族や友人にも言えなくなって孤立した

このように、お金の悩みや心の不調、人間関係の孤立、住まいの問題などがまるで連鎖反応のように次々と起こることがあります。

これまでの支援は、それぞれの問題ごとに窓口が分かれていました。

しかし生活困窮者自立支援制度は、あなたが抱える様々な困難を一つの窓口でまとめて受け止めます

うつ病で心身が不安定な状態でも、まずは相談窓口を訪ねていいんです。

あなたの尊厳を守りながら、一人ひとりに合わせた形で自立をサポートすることを目的としています。

【利用の仕方】最初の一歩は「相談」から:自立相談支援事業所の役割

生活困窮者自立支援制度 わかりやすく

生活困窮者自立支援制度の中核となるのが、「自立相談支援事業」です。

ここでは、あなたの抱えるすべての悩みに耳を傾け、あなただけの支援プランを作成してくれます。

自立相談支援事業所の役割

  • 総合的な相談窓口
    就職や住まい、家計など、どんな悩みでも相談できます
  • プランの作成
    専門の支援員があなたに何が必要か一緒に考え、具体的な支援計画(個別プラン)を作ります。
  • 関係機関との連携
    医療機関、福祉サービス、公的な貸付制度など、必要な支援機関とあなたをつなぐ役割を担います。

相談に行くことは、支援への「最初の一歩」です。
心身の不調を抱えている方でも、まずは「何を話せばいいか分からない」という状態でも、正直な気持ちを伝えるだけで大丈夫です。

【どんな支援があるの?】あなたの悩みに合わせた支援メニュー

生活困窮者自立支援制度 わかりやすく

自立相談支援事業所で作成されたプランに基づき、具体的な支援が提供されます。

以下の事業は、あなたが直面している問題に合わせて単独でも組み合わせでも利用できます

住まいの不安を解消する:住宅確保給付金

どんな支援?

離職や休業などによって収入が減少し、家賃が払えなくなるおそれがある方に、家賃相当額を一定期間支給する制度です。

支給された給付金は自治体から直接大家さんや不動産会社に支払われるため、安心して住まいを確保できます。

利用の条件

  • 収入要件
    世帯収入の合計額が、自治体で定められた基準額(生活保護の住宅扶助額が目安)を超えないこと。
  • 資産要件
    世帯の預貯金合計額が、自治体で定める額(基準額の6か月分、ただし上限100万円)を超えないこと。
  • 求職活動要件
    原則としてハローワークに求職申込みを行い、誠実かつ熱心に求職活動を行うこと。
おりをりお
おりをりお

収入要件や資産要件の具体的な金額は、自治体によって異なります。
具体的な金額を知るには、お近くの自立相談支援窓口に問い合わせるか、お住まいの市区町村のウェブサイトで「住居確保給付金」と検索してみましょう。

【関連情報】

この制度は生活保護とは異なり、あくまで自立を支援するための制度です。

住まいの確保に関する他の支援には、社会福祉協議会の貸付制度(生活福祉資金貸付制度)も利用できます。

「働く」への不安を減らす:就労準備支援事業

どんな支援?

「いきなり仕事に就くのは怖い」「人とうまくコミュニケーションが取れない」といった悩みを抱える方向けの支援です。

日常生活の習慣を整えることから就労体験の場の提供まで、段階的にサポートしてくれます。

就労訓練事業(中間的就労)という、支援を受けながら働くことができる制度もあります。

【関連情報】

就労移行支援就労継続支援といった障害福祉サービスと連携して、あなたに合った働き方を見つけるサポートも受けられます。

お金の不安を解消する:家計改善支援事業

どんな支援?

家計簿のつけ方から収入と支出のバランスの見直し、債務整理の方法まで、家計を健全にするための支援を専門員が行います

【関連情報】

この支援は、傷病手当金障害年金といった公的な給付金の利用も視野に入れた上で、家計全体を立て直すサポートをしてくれます。

その他、心と生活を支える支援

  • 子どもの学習・生活支援事業
    子どものいる世帯の場合、子どもの学習支援や居場所づくり、保護者への助言も行います。
  • 一時生活支援事業
    住居を失い、ネットカフェなどに寝泊まりしている方に、一時的な宿泊場所と衣食を提供し、生活を立て直すための支援を行います。

一歩踏み出すのが怖いあなたへ:よくある質問

生活困窮者自立支援制度 わかりやすく

Q. 相談したいことが多すぎて、何から話せばいいか分かりません。

おりをりお
おりをりお

A. 何から話せばいいか分からないというのも、大切な悩みの一つです。
まずは「困っていることがたくさんあって、何から話せばいいか分からないんです」と正直に伝えてみましょう。
相談員が一つずつ丁寧に話を聞き、整理するお手伝いをしてくれます。

Q. 小さなことでも相談していいですか?

おりをりお
おりをりお

A. もちろんです。
どんなに小さなことでも、あなたの困りごとであれば相談して大丈夫です。
むしろ困りごとが小さいうちに相談することで、より早く根本的な解決につながることが多いです。

Q. 厳しいことを言われないか心配です。

おりをりお
おりをりお

A. 相談員はあなたの味方です。
あなたの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を探すためにいます。
相談に行くことは、勇気ある行動です。

Q. うつ病でも相談していいですか?

おりをりお
おりをりお

A. もちろんです。
うつ病など、心身の不調も生活困窮の大きな要因だと考えられています。
無理に頑張らなくていいので、まずは体調が安定している時に相談してみてください。

まとめ:一人で頑張りすぎたあなたへ

生活困窮者自立支援制度は、あなたが「一人で頑張りすぎた」結果行き詰まってしまったときに、安心して頼れるセーフティネットです。

相談に行くことは、決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、これからの人生を立て直すための勇気ある一歩です。

ぜひ、お住まいの地域の自立相談支援窓口に連絡してみてくださいね。

おりをりお
おりをりお

他にも頼れる制度はたくさんあります!
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