【うつ病日記】初めてのカウンセリングで泣いてしまった体験談

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【うつ病日記】初めてのカウンセリングで泣いてしまった体験談 休職3ヶ月目
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この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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主治医
主治医

そろそろカウンセリングも受けてみませんか?

うつ病の治療を進める中でこのように主治医に提案され、戸惑っている方は多いのではないでしょうか。

  • 「初対面の心理士さんに、何をどう話せばいいの?」
  • 「自分の気持ちを言葉にするのが苦手だから、上手く伝えられる自信がない…」
  • 「そもそも、ただ話を聞いてもらうだけで本当に行く意味があるのかな?」

ただでさえ気力が落ちている休職中に、初めての場所へ行き、自分の内面をさらけ出すのは、ものすごくハードルが高いですよね。

私もずっと「人に相談するより、聞き役に回る」タイプでした。

自分の悩みは頭の中でぐるぐると自己完結させるか、ブログに淡々と書き出すだけ。口頭で上手く伝えられるか、本当に不安でいっぱいでした。

でも、実際に初めてカウンセリングの部屋に入ってみたら……自分でも驚くような「感情の蓋」が開いたんです。

この記事では、私がうつ病でどん底だった頃の「初めてカウンセリングを受けた日の過去の日記」をそのまま公開し、そこから回復した「今の視点」で、なぜ勝手に涙が止まらなかったのか、客観的な意見をもらう本当の価値は何だったのかを振り返ります。

今、カウンセリングに行くべきか迷っていて、誰かにそっと背中を押してほしい。

そんなあなたの不安を、少しでも軽くする記事になれば嬉しいです。

おりをりお
おりをりお

前回は頑張りすぎた一日について書きました!

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2022年4月16日の日記

まずは、私がうつ病の治療中に初めてカウンセリングを受けた当日の、リアルな日記の一部をそのまま引用します。

結論から言うと、すごく良かったです!これからも継続したいと思えました!

今日の内容は「普段困っていること」「生活歴」「今後の方針」をお話ししました。

困っていることについては、自分を責めやすいこと、自分をストレスの捌け口にしやすいこと、過去に囚われていることの主に3つを伝えました。

ブログの文章で書いている時は淡々と書いていたのですが、口頭で伝えた時に勝手に涙が出てくるタイミングが2つありました。

おりをりお
おりをりお

私が過去に経験したいじめや、自己肯定感が低くなってしまった背景については、こちらの記事にまとめています!

1つ目は過去のいじめのこと。

2週間ほど不登校になり、無理やり登校させられたことを伝えた際、「無理に学校に行かされたりするのはつらかったですね」と共感してくださった時です。

カウンセリングのテクニックとして共感があるのは分かっていたのに、涙が出てきたのには驚きました。

2つ目は、不眠が悪化していた頃の利用者様とのトラブルについてです。

当時、小さなミスが出始めて自己肯定感が下がっていた頃、「この人とはコミュニケーションがとれない」と言われ、担当を代わってもらいました。

ここで完全に心が折れたんだと思います。

その後、抗うつ薬を処方してもらって1ヶ月経つくらいまでの記憶が曖昧です。

その間の私は上司曰く「死人が歩いてるみたいだった」そうです(笑)

私は今まで人に相談することがとても少なく、自分の悩みは頭の中でぐるぐる考えて爆発してしまうこともありました。

(中略)

「あなたの疲れは体だけでなくて、頭の疲れもありそうですね」と心理士さんに言われ、自分では全然気づけていなかった客観的な意見がもらえるのがこんなに有難いとは、と感動しました。

今だからわかる「カウンセリングの本当の意味」

ここからは、どん底の時期を抜け出した「今」の視点から、この初めての体験について少し補足をさせてください。

① 「ただの共感」で勝手に涙が溢れた理由

私はもともと、ブログで過去のトラウマ(いじめの経験など)を文章に書き出していました。

文字にする時は、不思議と感情を切り離して「淡々と」書くことができていたんです。

だからこそ、心理士さんから「それはつらかったですね」と声をかけられた瞬間、自分でも驚くほど涙が溢れて止まらなくなったことに動揺しました。

頭では「これはカウンセリングの『傾聴と共感』のテクニックだ」と冷静に理解しているのに、心と体が勝手に反応してしまったのです。

今振り返ると、一人で頭の中で反芻したり文字に書き出したりするだけの「自己解決」と、生身の人間に直接声に出して伝え、「客観的に受け止めてもらうこと」には、天と地ほどの差があったのだと思います。

自分でも気づかないうちに、「誰かにわかってほしかった」という想像以上の傷を心に抱えていたことに、この日初めて気づくことができました。

② 記憶が飛ぶほど限界だった「あの頃」の私

日記に書かれていた「死人が歩いているみたいだった」と言われた時期。

不眠で一晩も眠れないまま体を引きずって仕事に行き、コミュニケーションのトラブルで完全に心がへし折れたあの頃は、今でも思い出すのがしんどいくらい限界の状態でした。

当時は「眠れていないから頭がぼんやりするんだ」と思い込んでいましたが、心理士さんから「体だけでなく、頭(脳)の疲れもありますね」と言葉をもらい、ハッとしました。

うつ状態による圧倒的な脳の疲労。それに気づかず自分を責め続けていた私にとって、専門家からの客観的な見立ては、何よりも自分を許すための処方箋になりました。


『死人が歩いているみたい』と言われ、記憶が飛ぶほど限界だった頃……。

その後、私が休職に入ってからの泥のような1ヶ月目のリアルな記録はこちらに置いておきます。

今どん底にいる方は『こんなに何もできなくていいんだ』と安心してくださいね。

③ 「上手く話せないかも」と不安なあなたへ

カウンセリングを受ける前、私が一番心配していたのは「上手くアウトプットできるか(話せるか)どうか」でした。

ブログのようにゆっくり時間をかけて文章を練ることはできても、口頭で言いたいことをまとめるのは本当に苦手だったからです。

でも、実際には上手く話せなくても全く問題ありませんでした。

そこはやはり「話を聴くプロ」です。

言葉に詰まっても、話がまとまっていなくても、質問を通して上手に私の心の奥底にあるものを引き出してくれました。

もし今、「何を話せばいいかわからない」「上手く伝える自信がない」という理由でカウンセリングを迷っている方がいれば、安心してください。

無理に上手に話そうとしなくて大丈夫です。プロの力を借りて、ただ心のままにポツポツと呟くだけで、必ず新しい気づきが得られるはずです。

まとめ:客観的な視点が回復の第一歩に

初めてのカウンセリング体験は、自分の痛みの深さを知り、客観的な意見をもらうことで「頭の整理」ができる、非常に意味のある時間でした。

この日、臨床心理士さんとの相性も良くとても好感触だったため、私はこのままカウンセリングを継続し、「認知行動療法」へとステップアップしていくことになります。

一人で抱え込みやすく、自分を責めてしまう癖がある方にとって、第三者(プロ)の視点は回復の大きな助けになります。

少しでも興味があれば、まずは「お試し」の気持ちで、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

おりをりお
おりをりお

カウンセリングや認知行動療法についてはこれから少しずつ書いていく予定ですが、「なんだかいつも人の目が気になって疲れてしまう……」と生きづらさを感じている方には、ぜひこちらの記事も読んでいただきたいです。
私自身の実体験と、今だからわかる具体的な対策を書いています。

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