
子供の頃のいじめがトラウマで、大人になってもどうしても自分のことが好きになれない…

自己肯定感を上げようと本を読んでも、結局自分を責めてしまって苦しい…
大人になってからも過去の傷に縛られ、そんな風に悩んでいませんか?
現役作業療法士であり、うつ病当事者でもある私も、長年「自分のことが大嫌い」な人間でした。
世間ではよく「まずは自分で自分を愛してあげましょう」と言われますが、正直、いじめなどで深く傷ついた人間にとって、それは難易度が高すぎますよね。
この記事では、いじめが原因で自己肯定感がどん底になり、うつ病になってしまった私の「過去の日記」と、そこから「無理に自分で自分を好きになろうとするのをやめた」現在の私の気づきをお話しします。
今、自分のことが嫌いで苦しいあなたへ。少しでも心が軽くなるヒントになれば嬉しいです。

前回は「うつ病が寛解したらやりたいことリスト」について書きました。
自分のことが大嫌いで絶望していた、あの頃の日記
まずは、私がうつ病でどん底だった頃に書いた日記を、少しだけ引用させてください。
当時の私は、過去のいじめの記憶と、何もうまくできない現在の自分に絶望していました。
子供の頃から私は、自分のことが嫌いでした
引っ込み思案で自分の意見を言えず、いじめられてばかりで、自己肯定感なんてものは全くありませんでした
大人になってからも、自分の良いところをある程度認めつつも、やっぱり嫌なところが目についてしまいます
そうこうしている間に、自分の嫌なところしか見えなくなって、うつ病になってしまいました
自分という生き物が、とことん嫌いになってしまいました
私の自己肯定感の低さは、いじめに由来していると思っています
毎日毎日自分の悪口を言われたり、自分を否定するようなことを言われ続けたら、そりゃあ自分が嫌いになりますよね
なんせそれで、一度は最悪の選択に踏み切ろうとした過去がありますから
【現在】「自分で自分を好きになる」なんて、最初は無理で当たり前
この日記を書いていた頃から数年が経った今、過去の私、そして同じように苦しんでいる方に伝えたいことがあります。
それは、「何のきっかけもなく、急に『自分で自分を好きになる』なんて絶対に無理だから、できなくて当たり前だよ」ということです。
自己啓発本などを読むと、「他人の評価を気にせず、自分で自分を認めましょう」と書かれていますよね。
でも、いじめという「他者からの強烈な否定」によって自己肯定感をバキバキに折られた人間が、自分一人の力でそれを修復するのは、骨折しているのに「自力で走れ」と言われているようなものです。
過去の私がまさにそうでした。
自分で自分の機嫌をとろう、自分を褒めようとしても、「でも私なんて過去にこんな風に言われたし…」「どうせ私なんて…」と、すぐに否定のループに入ってしまっていたのです。

長年染み付いた「自己否定の癖」は、そう簡単に直るものではありません。
「今日も何もできなかった…」と自分を責めてしまうあなたへ
自己肯定感が底をついている時は、無理にポジティブになろうとしなくて大丈夫です。
まずは「何もできない自分」を許してあげることから始めませんか?
布団の中から一歩も出ずにできる、心を守るための「最強の暇つぶし(サボり方)」はこちらにまとめています。
自分が嫌いになった原因が他人なら、好きになるきっかけも「他人」でいい
では、どうやって自己肯定感を底上げしていけばいいのか。
現在の私がたどり着いた答えは、「まずは、他人が見つけてくれた『私の良いところ』を、そのまま受け入れる練習をする」ということでした。
当時の日記の続きに、私はこう書いていました。
きっと本当は、自分で自分の自己肯定感を上げられれば1番良いんでしょうね
ですが私には難しかったです
そのきっかけはやっぱり、周囲の人たちから貰うしかないような気がします
自分のことが嫌いになったのも、周囲の人たちの影響でしたから
それで自分のことが嫌いになれるなら、きっと自分のことを好きになる事も出来るんだろうなと思います
私が少しずつ自分を認められるようになったのは、いつも私を大切にしてくれる夫や、私の良いところを見つける天才であるTwitter(現X)のフォロワーさんたちのおかげです。
最初は、誰かに「あたなのこういうところ、すごいね」「優しいね」と褒められても、心の中で「いやいや、私なんて全然そんなことないのに…」と全力で否定していました。
でも、「ありがとう」とだけ返して、その褒め言葉をいったん保留にしておく(すぐには捨てない)練習を繰り返しました。

この人がそう言ってくれるなら、もしかしたら私にもそういう良いところがあるのかもしれないな…
そうやって、他人がくれる温かい言葉を少しずつ自分の心に浸透させていくことで、やっと「自分を否定しない」というスタートラインに立てた気がします。
心だけじゃなく、日々の「生活」も人や物に頼っていいんです
自己肯定感を上げるために他人の言葉に頼ったように、毎日の生活も「自分一人で完璧にやらなきゃ」と抱え込む必要はありません。
うつ病で「ご飯が作れない」「家事ができない」と自分を責めてしまう日に、私が徹底的に頼っている「秒速でできる対策(食事のストック術など)」をまとめました。
自分を責める前に、まずは環境に頼ってみてくださいね。
まとめ:変わるためには、まず「他人の優しい言葉」を信じる勇気を

ずっと自分のことが嫌いだった人間には、難しいんだろうな
過去の日記で私はそうこぼしていましたが、ゆっくりと時間をかければ、ちゃんと変わることはできます。
もし今、あなたが自分のことを大嫌いで苦しいのなら、まずは「あなたのことを認めてくれる人、褒めてくれる人」の言葉を、少しだけ信じてみる勇気を持ってみてください。
それが家族でも、友人でも、SNSのフォロワーさんでも構いません。
自分で自分を愛せなくても、誰かが愛してくれた「あなた」を、まずはあなたが否定せずに受け入れてあげること。
そこから、少しずつ自分を好きになる一歩が始まるのだと思います。
焦らず、ゆっくりと、優しい言葉を集めていきましょうね。
布団の中からできる「小さな成功体験」のすすめ
他人からの優しい言葉を少しずつ受け取れるようになったら、次は「自分でお金を生み出せた」という小さな成功体験が、すり減った自己肯定感をさらに回復させてくれます。
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