【うつ病体験談】調子の波がつらい…。3歩進んで2歩下がる「午後からの不調」との付き合い方

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【うつ病体験談】調子の波がつらい…。3歩進んで2歩下がる「午後からの不調」との付き合い方 休職2ヶ月目
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この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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朝は調子が良かったのに、午後から急にドーンと落ち込んでしまった…

昨日はあんなに元気だったのに、今日はベッドから起き上がれない…

うつ病の療養中、この「調子の波」に心を折られそうになることはありませんか?

回復してきたと思った矢先に不調が来ると、「また振出しに戻ってしまったんじゃないか」と不安になりますよね。

今日は、私がうつ病の回復期に書いていた日記から、「3歩進んで2歩下がる」日々のリアルな記録を紹介します。

同じように波に苦しんでいるあなたへ、「それはあなただけじゃないよ」と伝えたいです。

おりをりお
おりをりお

前回は「ぶり返し」について書いています。

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第1章:朝はいいのに、午後からガス欠。「調子の波」のリアル

これは、私が一進一退の状態を繰り返していた頃のブログ記事です。

昨日の疲れを引きずり、午後から急激に具合が悪くなった日のことが綴られています。

【当時の日記より】

調子悪めです…

昨日絶不調だったんですけど、今日もまた日中くらいから調子が悪くなってきました

朝は比較的良いんですけど、疲れてくると駄目なのかな?

お昼くらいから、だんだん良くないなって感じでしたね

「疲れ」が不調のトリガーになる

うつ病の急性期(一番悪い時期)は、朝が一番つらい「日内変動」が特徴ですが、少し回復してくると「朝は動けるけれど、夕方にかけて電池が切れる」というパターンに変わることがあります。

当時の私も、「朝は比較的良い」と感じていました。

でも、活動するための体力がまだ戻りきっていないため、お昼過ぎにはエネルギー切れ(ガス欠)を起こしてしまうのです。

これは「悪化」ではなく、「動けるようになったからこそ感じる疲れ」でもあります。

午後の「ガス欠」を防ぐために

回復期は、自分が思っている以上にエネルギーを消費しています。私は「家事」などの生活動作を徹底的に手抜きすることで、自分のための体力を確保していました。

私を助けてくれた「生活の神グッズ」はこちらで紹介しています。

第2章:「3歩進んで2歩下がる」は、1歩進んでいる証拠

【当時の日記より】

なかなか難しいね、この調子の波は

3歩進んで2歩下がるの、「2歩下がる」はこういうことかな

この「3歩進んで2歩下がる」という感覚。

当時は「また下がっちゃったよ…」とため息をついていましたが、今ならこう声をかけてあげたいです。

「2歩下がったとしても、トータルでは1歩進んでるじゃん!」と。

うつ病の回復は、右肩上がりの直線ではありません。

螺旋階段のように、グルグルと同じような景色を見ながら、それでも少しずつ上に向かっているものです。

今日が「2歩下がる日」だったとしても、それは長い目で見れば確実に前進している過程なのです。

おりをりお
おりをりお

当事者としては「なかなか進めない自分」に対してイライラする時期でもあります。でも一歩ずつでも半歩ずつでも進めていれば満点ですよ。

第3章:私のSOSサインは「胸のモヤモヤ」と「倦怠感」

この日記には、自分なりの「不調のサイン」についての分析も書かれていました。

【当時の日記より】

私の場合は調子が悪くなる前、なんか胸のあたりがモヤモヤする感じがあって、倦怠感が出てきます

疲れてるから調子が悪くなるのか、調子が悪くなる前兆に倦怠感があるのかは、今のところよくわかってないです

でも傾向がつかめてきてるのはいいことかな

それに対する対策もある程度できてるのは、いいことかなと思ってます

「自分のパターン」を知るだけで楽になる

他の人のうつ病の症状は見えませんが、自分なりの「予兆(サイン)」を知っておくことは最大の防御になります。

私の場合は、「胸のモヤモヤ(焦燥感)」「倦怠感(重だるさ)」がセットでやってきました。

これを感じたら、「あ、波が来たな。もう店仕舞いしよう」と早めに休む。

この「傾向と対策」ができるようになったことこそが、回復への大きな一歩でした。

その「胸のモヤモヤ」の正体は?

漠然とした不安や、胸がざわざわする感じ。それは「焦り」から来ているかもしれません。

私が焦燥感で苦しかった時に、どうやって心を落ち着かせたのか。具体的な方法は、こちらの記事で詳しく書いています。

第4章:波が来た時の逃げ方。「編み物」と「ラジオ」

調子が悪い時、私は布団の中でこんなことをして過ごしていました。

【当時の日記より】

今もTwitterのスペースとか、人のを聞いて気を紛らわして

自分でもちょっと編み物、体調見ながらゆっくりやってての繰り返しなんですけど

さすがに疲れてきて今横になってます

OT(作業療法士)の視点で見ると、この過ごし方はとても理にかなっています。

  • Twitterのスペース(人の会話を聞く)
    • 効果: 孤独感は埋めたいけれど、自分から会話するエネルギーはない。そんな時、「ラジオ感覚」で人の声を聞くのは、孤独を癒やすのにちょうどいい距離感です。
  • 編み物(単純な手作業)
    • 効果: 編み物のような「一定のリズムを刻む運動(リズム運動)」は、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促し、不安を鎮める効果があります。

「何もできない」と自分を責めるのではなく、こうして「気を紛らわせる技術」を持っている自分を、ぜひ褒めてあげてください。

「人の声」が聴きたいけれど、会話は疲れる時

誰かと繋がりたいけど、SNSを見るのも疲れる…。

そんな時は、ラジオ感覚で流せる「朗読(Audible)」や「ポッドキャスト」がおすすめです。

私が孤独な夜に救われた「音の活用術」はこちらです。

まとめ:波があるのは「生きている」から

調子の波に翻弄されるのは、本当につらいものです。

でも、波があるのは、あなたが回復しようとあがいている証拠であり、生きている証拠でもあります。

もし今日が「2歩下がる日」なら、無理に抗わずに「下がれる場所があってよかった」と思って休みましょう。

明日はまた、少しだけ進めるかもしれません。

私が救われた「没頭できる趣味」リスト

調子が悪い時、布団の中でグルグル考えるよりも、手を動かしたり耳を使ったりする方が楽になることがあります。

私が実践している「脳に優しい暇つぶし」はこちらです。

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