休職中夫に「散歩」を勧められた私が「今は無理」と答えた理由

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休職中夫に「散歩」を勧められた私が「今は無理」と答えた理由 おりをりおのうつ病闘病記録
この記事を書いた人
おりを りお

うつ病になった作業療法士。障害者手帳、年金は3級。
うつ病と診断されて休職、退職、復職した経験を、当時の日記からブログに起こしています。
また、作業療法士の知識を生かして、精神疾患のある方やそのご家族向けの情報をまとめています。

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うつ病には散歩が良いっていうけど、散歩すらできない…
やっぱり私はダメな人間だ…

もしあなたが今そう感じて自分を責めているなら、この日記があなたの心を少しでも軽くしてくれるかもしれません。

体を動かすことよりも、「今の自分に無理をさせないこと」がどれほど大切か。

私が経験から学んだことを、正直にお話しします。

おりをりお
おりをりお

前回は休職当時の私がおすすめするボカロ曲を紹介しました!

夫に「散歩」を勧められた日のこと:わずか1時間の外出で体が悲鳴をあげたリアル

こちらは、2022年3月20日の日記です。

今日はね午前中ほぼ寝てて、お昼にちょっとだけお買い物に行ってきました

家出てたのは1時間ぐらいで、マックでナゲット食べてちょっとお買い物して帰ってきました

バスに少し乗ってたんですけど、筋肉痛がすごい…

歩いてたの多分15分〜20分だと思うんですけどね

夜も徒歩5分ぐらい歩いて外食したら、もう体が痛いです

疲れちゃった…

旦那にね、これから一日一回お散歩とかしてみたらって提案されたんですけど

ちょっと無理かなって言いました

ちょっといきなりハードル上げすぎな気がして…

どっちかと言うと今は気力を回復する時かなと思ってるので…難しいですね

なぜ「今は無理」と正直に答えたのか?「散歩」が私にとってハードルが高すぎる理由

この日、夫から「これから一日一回お散歩とかしてみたら?」と提案されました。

夫は私のことを思って言ってくれたのだと思います。でも、私は「ちょっと無理かな」と正直に答えました

なぜなら、当時の私にとって「散歩」は、ただ単に体を動かすことではなかったからです。

「動く」ためには、まず「気力」という見えないエネルギーが必要です。

うつ病で朝起き上がることすら難しい私にとって毎日散歩をするというのは、その気力をすべて使い果たしてしまうようなとてつもなく大きな課題でした。

いきなりハードルを上げると、できなかった時に「やっぱり自分はダメだ」と自己肯定感がさらに下がってしまいます。

自分を責めるのは、もうやめたかったんです。

おりをりお
おりをりお

ずっとずっと自分を責め続けていて、もう疲れてしまったんですよね。

だから私は、まず無理のない目標を立てることにしました

  • 1日をベッドで過ごさずに起き上がっていられるように
  • お風呂に入るのを億劫に感じずに入れるように

今はそうやって少しずつ気力を回復する時期なのだと、自分に言い聞かせました。

「動く」よりも「楽しむ」。心が疲れた私を癒やした「小さな発見」

久しぶりの外出で疲れた夜、私は体を無理に動かすのではなく、心から楽しめることを探しました。

それが、編み物をしながらツイキャスをすることでした。

スリーコインズのスマホスタンドで手元を写しながら、コメントを読んだり雑談したり。

時々スタンドがびよよよ〜んと傾いてしまうこともありましたが、意外と集中できて楽しかったです。

外出で疲れたはずなのに、心から楽しめたからか不思議と気分が回復しました

「頑張って体を動かすこと」よりも、「心から楽しめること」を見つけることが、結果的に気力回復につながるのだと学びました。

おりをりお
おりをりお

少し先の話になりますが、この後ミラティブという配信アプリで配信を楽しめるようになります!

まとめ

うつ病で体力や気力がない自分を責める必要はありません。

無理に頑張って体を動かすよりも、まずは今の自分を受け入れて心を休ませることから始めてみませんか?

あなたのペースで、あなたにとって心地よい回復の道を見つけていってくださいね。

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