うつ病と診断された当初、「一体なにが原因だったんだろう?」と来る日も来る日も考えていました。
今日は、まだ診断されて間もない頃(2022年)に私が書いていた日記を掘り起こして、「うつ病の原因」について改めて考えてみたいと思います。
結論から言うと、決定的な「これ!」という一つではなく、「過去のトラウマ(根本)」という土台に、「直近のストレス(引き金)」が降り積もって限界を迎えたのだと、今なら分かります。
当時、私が必死に書き残していた記録とともに、その「原因の積み重なり」を振り返ります。

前回は「消えたい夜」について書いています。
『思い当たるのは2年程前のお局様からのパワハラ…』
まず、うつ病発症の「直接的な引き金(トリガー)」になったのは、間違いなくこの時期の環境変化でした。
当時の日記には、生々しいストレス源が綴られています。
思い当たるのは2年程前のお局様からのパワハラ…
どうしてお局様って女子に当たるのかね…見事に私と1つ下の可愛い子が目をつけられて しばらくいじめられていました…
もう1つは 重要な業務を任されたこと
色々と細かいことに配慮しないといけない仕事で、HSPの私には向いていたのかもしれませんが、なんせプレッシャーが…
これを書いた当時は、「このパワハラと激務さえなければ!」と思っていました。
確かに、これは「コップの水が溢れた瞬間」でした。
理不尽な攻撃(パワハラ)と、失敗が許されない業務(プレッシャー)。
周りの人は守ってくれましたが、HSP(繊細な気質)を持つ私にとって、「目をつけられている」という緊張感は、24時間警報が鳴り響いているような状態だったのです。
『元々あった不眠が悪化していました』
心よりも先に、体は正直に悲鳴を上げていました。
日記には、自分では気づけなかった「予兆」についても書かれています。
この2つの出来事があった2年前から、元々あった不眠が悪化していました
私自身は気づいていませんでしたが、当時彼氏だった旦那はよく覚えていたようです
これは「うつ病あるある」かもしれません。
渦中にいる本人は「忙しいから眠れないだけ」「まだ頑張れる」と無視してしまいがちですが、睡眠障害は脳からの「緊急停止ボタン」のサインです。
当時の夫(彼氏)が覚えていてくれたように、もし身近な人に「最近眠れてないんじゃない?」と言われたら、それは心が壊れる一歩手前まで来ている証拠なのかもしれません。
『根本的なところは昔のいじめの影響』
しかし、パワハラや激務があっても、うつ病にならずに受け流せる人もいます。
「なぜ私はダメだったんだろう?」
その答えは、もっと過去の「根本的な原因(土台)」にありました。
私と旦那はおそらくこのことがうつ病発症のきっかけと考えていますが
やはり根本的なところは、昔のいじめの影響による考え方や価値観のズレなどが大きいのかなと思っています
私の場合、中学時代のいじめ体験が原因で、「人の顔色を過剰に伺う」「自分を否定してしまう」という思考の癖(認知の歪み)が染み付いていました。
つまり、
- 【土台】 いじめやHSP気質で、「ストレスを溜めやすい器」ができていた。
- 【引き金】 そこに「パワハラ・激務」という大量の水が注がれた。
- 【結果】 器が決壊して、うつ病になった。
どちらか一つだけなら耐えられたかもしれません。
でも、この2つが重なったことで、私の脳は限界を迎えたのです。
薬とカウンセリングの役割分担
当時の日記の最後は、こう締めくくられていました。
となるとやっぱりカウンセリングなとで自分の認識を修正していくのが、1番良いのかもしれませんね
この感覚は、作業療法士としても非常に正しい気づきだったと思います。
この「両輪」が揃って初めて、本当の意味での回復と再発防止ができるのだと思います。

実際に私が抗うつ剤を飲んでどう変わったか、副作用はどうだったかについては、こちらの記事でリアルに語っています。
もし今、「自分が弱かったからだ」と自分を責めている人がいたら。
それはあなたの心が弱いからではなく、「耐える期間が長すぎて、器がいっぱいになっただけ」です。
まずは薬と休養で「溢れた水」を拭いて、元気になってから少しずつ、カウンセリングなどで「器の形」を整えていけばいい。
過去の自分と、今同じように苦しんでいる人に、そう伝えたいです。






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