
休職期間が長すぎて、自分が前の仕事に戻りたいのかわからなくなってきた…

自分がやりたい仕事ってなんだっけ…
休職中ってつらい期間が長すぎて、目標を見失ってしまうことがありますよね。
私もただただつらい時間を過ごしていたのですが、ある時ふと忘れていた自分の目標を思い出しました。
今回は、その時の日記を振り返ります。
この記事が、仕事のことで悩んでいるあなたを励ませるかもしれません。

前回は精神科受診の様子をまとめました!
忘れられない、最期の瞬間

一部個人情報があるので、フェイクを入れています。
私は高齢者施設で、作業療法士として働いていました
作業療法士って何?という方もいると思います。
ここではざっくり「体も心もリハビリする人」くらいの認識でいてもらえれば大丈夫です!なぜ急に思い出したかというと、私の祖父がそろそろ危ない感じがしているからです
人づてに状況を聞いているので詳細はあやふやですが、まあ今年中だろうなという感じです
高齢者施設で働いているので、今まで担当させていただいた利用者様や、担当でなくても関わりがあった利用者様など、数十人はお見送りしてきました
毎回毎回どこかのタイミングで私は泣いちゃうんですよね…
今までしてくださった事とかお話してくださった事とか、一気に思い出されてしまって…
作業療法士として4年働いていますが、この瞬間ばかりは慣れないし慣れてはいけないと思っています
祖父にもとうとうその瞬間がくるのかと思った時に、ある1人の方を思い出しました
その方は、ギターを数十年弾いてきた認知症のある方でした
ここではAさんと呼びましょうか
認知機能が低下し、当時1年目の私に担当が変わった時には、なんとか1曲のうちの2フレーズだけ弾ける状態
興味関心を示す事自体減っていましたが、ギターを見ると笑顔になり、自ら手を伸ばされていました
元担当出来るだけ長く、ギターを使った活動を続けて欲しい
元担当からの引き継ぎで、このように言われていました
私はギターは未経験でしたが、他の音楽経験は長く絶対音感もあったので、なんとか2フレーズ弾けるようになりました
それからすぐにAさんは ギターを弾けなくなりました
チューニングすらままならなくなりました
ですが私が弾くと、
Aさんそうそう、合ってるわよ
Aさんここの音は違うね
と笑顔で教えてくれました
そして数ヶ月後、Aさんは危篤状態になりました
私がお部屋に行くと、Aさんは顔をしかめ苦しそうにベッドの柵を握りしめ、唸りながら肩で呼吸している状態でした
ご家族の方にいつも通りの介入をして欲しいと言われ、ギターを弾きました
おりをりおAさん、合ってますか?
と尋ねると、パッとこちらを向いて
Aさんうん、合ってるわよ
と、普段と同じ笑顔で話してくれました
私もご家族もびっくり!
さっきまであんなに苦しそうだったのに!
その後も何回かギターを弾いて
おりをりおまた来ますから、ギター教えてくださいね!
と言ってお部屋を離れました
その2時間後に、Aさんはご逝去されました
その後ご家族にお会いした時、
ご家族様ありがとうございました
最期にあんな笑顔が見れて…本当にギターが好きな人だったから…
Aも幸せな最期だったと思います、本当にありがとうございましたと、とても感謝してくださいました
この時、私が高齢者施設で働こうと思った理由が
「昔からいじめられていて辛かったから、最期くらいは幸せになりたい」だったことを思い出しました
この時から、私の作業療法士としての目標は「最期の瞬間に幸せだったと思えるようにお手伝いをすること」となりました
この目標、体も心もリハビリが出来る作業療法士ならではだと思うんですが、どうでしょう?
だけどこれがまた難しいんですよね…
なぜなら答え合わせが出来ないから
亡くなった方に「幸せでしたか?」って聞けたら1番いいんですけどね
そういうわけにもいかない(笑)
でもこの目標を変えようとは思いません
私だってそうやって生きたいもん
今、私が作業療法士として目指すこと
この経験は、私に「作業療法士としての目標」を明確に示してくれました。
それは、「最期の瞬間に『幸せだった』と思えるように、お手伝いをすること」です。
人生の終盤にあっても、その人らしさや心の安らぎを支えるリハビリテーション。
たとえ答え合わせができないとしても、あの瞬間に見せてくれたAさんの笑顔が、私の目標が間違っていないことの「答え」なのだと信じることができました。
うつ病で休職中の私にとって、この目標は復職への大きなモチベーションになりました。
そして復職した今も、揺るがない目標となっています。
心が沈んでいる日も、あの日の目標を思い出すたびに「この仕事には自分にしかできない、特別な価値がある」と、再び前に進む勇気が湧いてくるんです。
がんばりすぎて疲れたあなたへ
あなたには、人生や仕事で大切にしたい目標はありますか?
もし今、見つからなくても大丈夫です。
私たちが焦りを感じるのは、「誰かと比べてしまう」からかもしれません。
でも、あなたはあなたのペースで少しずつ回復しています。
あなたの心の中にある、小さな「好き」や「大切にしたいこと」に耳を傾けてみてください。
それがきっと、ゆっくりと回復に向かう道しるべになってくれるはずです。
このブログが、あなたの「小さな前進」を感じられる場所になったら嬉しいです。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょうね。










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