
テレビの音がうるさくてイライラする!

スーパーの照明がまぶしくて、立っていられない…
うつ病で休職中、こんなふうに「感覚」が敏感になりすぎて辛い体験をしたことはありませんか?
実はこれ、「感覚過敏」といって、脳が疲れている時に起こるSOSサインなんです。
普段なら気にならない情報も、すべて不快な刺激として受け取ってしまっている状態です。

私も冷蔵庫のモーター音すら気になって眠れない日々を過ごしていました
この記事では、作業療法士(OT)であり当事者の私が、実際に悩まされた「感覚過敏」のリアルな体験談と、そこから救ってくれた「神グッズ&対処法」をご紹介します。
お金をかけずにできる方法も紹介していますので、しんどい刺激をシャットアウトして脳を休ませてあげましょう。
【体験談】私が感じていた「感覚過敏」と、なぜ起こるのか
まず、私の体験をお話しさせてください。
休職してすぐの頃、私はまるで「殻のないカタツムリ」のようになっていました。
作業療法士の視点で解説すると、この状態はいわば「脳のフィルター機能」が故障している状態です。
普段なら気にならない雑音や光を脳がカットできず、すべて「重要な刺激」として受け取ってしまっているのです。
だからこそ、意識的に「刺激を減らす」工夫が、回復への近道になります。 ここからは、私が実践した五感別の対策をご紹介します。
【視覚】光が目に刺さる…「強制的に目を閉じる」対策

スマホを見たくないのに不安でつい見てしまい、ブルーライトで余計に頭痛がひどくなる悪循環に陥っていました。
0円でできる対処法
1. 蒸気の力で強制オフ「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」
「スマホを見るのをやめられない」という時の強制終了アイテムです。
袋から出すだけで温まるので、準備はいりません。
使い捨てタイプなので、そのまま寝落ちしてしまってもOK。
ラベンダーの香りがついているタイプなら、リラックス効果も倍増です。

私も夫も大好きで、我が家に常備してあります!
2. コスパ良く繰り返すなら「あずきのチカラ 目もと用」
こちらはレンジでチンして繰り返し使えるタイプです。
あずきの天然蒸気が、じわ〜っと目の奥まで温めてくれます。
適度な「重み」があるので乗せているだけで安心感があり、愛用していました。
3. 夜の安心感を作る「間接照明・ナイトライト」
天井の白い電気(蛍光灯)は脳を覚醒させてしまいます。
夜は足元を照らす小さなライトや、暖色系の間接照明に切り替えましょう。
「暖炉」のように揺らぐライトも、見ているだけで癒やされるのでおすすめです。
【聴覚】生活音がしんどい…「静寂」を作る対策

家族が立てる生活音や、外を走る車の音が気になって、イライラしては自己嫌悪に陥っていました。
0円でできる対処法
4. つけっぱなしで寝られる耳栓「Loop Earplugs(Quiet)」
「耳栓は痛いから苦手」という方にこそ試してほしいのがこれです。
全てシリコンでできているので、枕に耳を押し付けても痛くありません。
完全に無音にするのではなく「生活音の角を取ってマイルドにする」感覚なので、アラーム音は聞こえるのも安心ポイントです。
【嗅覚】部屋の匂いが気になる…「香り」の処方箋

ずっと部屋に引きこもっていると、空気が澱んでいる気がして気分が悪くなることがありました。
0円でできる対処法
5. 眠れない夜の救世主「無印良品 エッセンシャルオイル おやすみブレンド」
SNSでも話題になった香りですが、本当に落ち着きます。
柑橘系のベルガモットとスウィートオレンジがブレンドされていて、誰にでも好かれる優しい香りです。
私はこれを寝室にシュッと吹きかけて眠っていました。
6. 火も水も使わない「アロマストーン」
うつ病の時、水を入れるディフューザーの管理や、お香の火の始末は怖いですよね。
ストーンならオイルを垂らすだけ。枕元に置いてもこぼれる心配がありません。
7. 着ている間ずっと癒やされる「柔軟剤」
特別なことをしなくても、パジャマや寝具からいい匂いがすれば24時間アロマテラピー状態です。
私は「IROKA」のネイキッドリリーの香りが好きです。
干している時もいい匂いがして、少しだけ気持ちが上がります。
【触覚】不安で眠れない…「ふわふわ・ぬくぬく」対策

夜になると漠然とした不安に襲われ、布団の中で泣いてしまうことがよくありました。
0円でできる対処法
8. 幸せに包まれる「ふわふわブランケット」
肌触りの良いものに触れると、脳は「ここは安全だ」と認識します。
私はNERUSのような、ふわとろ手触りのブランケットにくるまるのが一番の精神安定剤でした。
冬場はもちろん、夏場もエアコンの効いた部屋でブランケットにくるまるのは至福の時間です。
9. じんわり温める「充電式カイロ / ハクキンカイロ」
「首の後ろ」や「お腹」を温めると、副交感神経が優位になりリラックスできます。
使い捨てカイロも便利ですが、すぐに温まる「電気カイロ」が一つあると便利です。
私はレトロな「ハクキンカイロ」を愛用していますが、オイルを入れる手間があるので、気力がない時はスイッチ一つでつく電気カイロがおすすめです。

とにかく温かいのがいい!という方はぜひハクキンカイロを!
私はもう手放せません!
10. 抱きつきたくなる「もちもちクッション」
抱き枕やビーズクッションなど、体にフィットするものに体重を預けてみてください。
何かに支えられている感覚が、体の緊張を解いてくれます。
ニトリならコスパよくかわいいもちもちクッションが手に入りますよ。
【味覚】動悸がする…「刺激物」を避ける対策

コーヒーが好きだったのに、飲むとドキドキして不安感が強くなることに気づきました。
カフェインが刺激になっていたんです。
11. カフェインレスで楽しむ「デカフェコーヒー・紅茶」
「コーヒーが飲みたいけど、動悸がして怖い」そんな時は無理せずデカフェを選びましょう。
最近のものは味も香りも本物と変わりません。
温かい飲み物は内臓を温め、ホッと一息つくスイッチになります。
12. 心を鎮める「ハーブティー」
夜寝る前は、ノンカフェインのハーブティーがおすすめです。
カモミールにはリラックス効果があり、優しい香りが不安な気持ちを和らげてくれます。
13. 罪悪感なしのおやつ「ナッツ&フルーツ缶」
素焼きナッツ
噛みごたえがあり、リズム運動による咀嚼(そしゃく)効果でセロトニンが出やすくなります。
日持ちするのも嬉しいポイント。
フルーツ缶
食欲がない時でも、冷やしたフルーツなら喉を通ります。
甘い味は脳のエネルギーになります。
まとめ:その辛さは、脳が頑張りすぎた証拠です
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「感覚過敏」は、あなたの脳がこれまでたくさん頑張って、少し疲れてしまった証拠です。
決して、あなたが弱いわけでも、わがままなわけでもありません。
だからこそ、今は便利なグッズやアイテムにとことん頼ってください。
不快な刺激をシャットアウトして、心地よい感覚だけで自分を包んであげる。
それが、今のあなたにとって一番の治療法になります。
この体験談が、同じ苦しみを持つあなたの助けになれば嬉しいです。
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