
自分なんて生きている意味ない…

何もできない役立たずだし…
いなくなったほうがいいよね…
うつ病になった人は、何度もこんな思考になってしまいますよね。
私も以前はそうでした。
この記事では、2022年3月21日の日記を振り返ります。
仕事も家事もできず、ただ横になっているだけの毎日を送っていた、当時の私の思考がそのまま書かれています。
私が実際に感じていた絶望と、そこから少しずつ光を見つけていくまでの道のりをお話しします。

前回の日記では、散歩を拒否した実体験を書いています。
「生きている意味がない」と絶望した、あの日々の記録
最近ちょっと精神的に不安定なことが増えてきました…
自分では外出する機会が多くて、疲れが溜まってるのかなと思ったり…
疲れて動けないと「たったあれだけの運動で動けない自分って…」ってなりがちなので…
今どのくらい動いていいのかとか先生に確認した方がいいかもしれないですね
不安定になった時に1人でご飯を食べていると
おりをりお「本当に食べるの?何もできない役立たずのくせに」
という自分の心の声が聞こえてきます
まだ食べる量が戻らないのはここにも原因があるかもしれません
体重を戻すためにも、精神的に安定できるよう休んでいく方がいいかもしれませんね…
最近不安定になると考えるのは、やっぱり自分が何もできない、生きている意味がないということです
やっぱり朝がくるのは嫌だな
また何もできない自分の生活が始まる
仕事も家事もできずにほとんど横になってる生活が始まる今は休むのが仕事とは分かっているけど
それでもやっぱり後ろめたい思いがあるよね
ただ怠けてるだけなんじゃないかとか
本当はうつ病じゃなくてたださぼりたいだけだったんじゃないかとか
逃げ出したかっただけなんじゃないかとか旦那に話すと
夫居てくれるだけでいいんだよ
と言ってくれます
私も旦那が同じ事を言ったら、居てくれるだけで十分だと言うと思いますが
自分に対してはやっぱりそう思うことができません
昔からよく
あなたは、他人には優しいけど自分には厳しいよね
と言われていましたが、今こんな形で苦しむことになるとは思っていませんでした…
どうしたら自分を許せるようになるんでしょうかね…
うつ病の治療の中で、この思考パターンを変えることは結構重要になるような気がしています
前のブログで書いたように、思考のクセを変えるのはとても難しいんですけどね…
絶望の淵で見つけた、小さな光と「今」の私の視点
なぜ、当時の私は自分を許すことができなかったのでしょうか。
今ならわかります。
それは、「価値ある自分」でなければ生きる意味がないと思い込んでいたからです。
仕事や家事、誰かの役に立つことでしか、自分の価値を見出せませんでした。
だからそれができなくなった時、「生きている意味がない」と絶望してしまったのです。

自分の価値を自分で下げてしまっていたんですよね
でも、「いるだけでいい」という夫の言葉は、今の私にはとても響きます。
当時では気づけなかったのですが、生きていること、存在していることそのものに意味がある。
そう思えるようになったことが、絶望の淵で見つけた小さな光です。
絶望を乗り越えるための、小さな一歩
では、どうしたら自分を許せるようになるのでしょうか。
うつ病の治療の中でこの思考パターンを変えることはとても重要だと、今の私も思います。
でも、思考のクセを変えるのは本当に難しい。
だから、いきなり「自分を好きになる」のはやめてもいいと思います。
まずは、自分の出来ることを見つけて、少しでも自己肯定感を高めることから始めてみませんか?
以前の私も、同じように小さなことから行動していました。
おわりに
「生きている意味がない」と感じるあなたへ。
あなたを「役立たず」だと責める心の声は、きっとあなたを追い詰めてきた「完璧主義」や「他人からの評価主義」が生み出したものです。
でも、あなたはただ存在しているだけで、価値のある尊い存在です。
一人で抱え込まずに少しずつ自分を許していきましょうね。
noteでは心が軽くなるためのハウツーも書いているので、のぞいてみてくださいね!









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